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私の愛しいアップルパイへ
立花の兄貴の著者にこんな一節があります。
もし、あなたが自由に生きる夢を語り一緒に夢を実現していくパートナーを作っていきたいと考えているなら、自分を敢えてアウェイの環境に置く。それが一番即効性のある方法です。
振り返れば、ここ数年で一番効果があったと思えるのはすべて勇気をだしてアウェイの環境に飛び込んだときでした。
いつだって勇気をだして飛び込んだ先に大きな前進が待っていた
セミナーに参加してブログを始めたとき
最初の大きな一歩は、シゴタノ!の大橋さんと佐々木さんが主催していたセミナーに参加したときでした。テーマは「ブログ」。そうです。この愛すべきブログが生まれる切っ掛けともなった日です。
当時、私は会社に忠実なサラリーマンで、休日に実費でセミナーに参加するなんて通常は考えられないことでした。
それも、講師も参加者も全員初対面ですから、主な付き合いが学校か会社の同僚だった私とっては完全アウェイ状態でした。テーマもブログというまったくもって未知の世界でした。慎ましい性格の私にとってこれがどんなに高いハードルだったか、あなたなら分かってくれるでしょう。
しかし、その効果はといえば、、、言うまでもありませんね。
会社を辞めてフリーランスになったとき
新卒で入った会社から飛び出してフリーランスになった頃の経験は、恐らく一生忘れることはないでしょう。
会社の名の下で仕事をしてきた私が、上手くいく確約などまったくない状態でいきなり脱サラしたんです。予想通りなかなか苦労しましたが、だからこそ素晴らしい経験を得ました。
特にうまくいかなかった最初の1年は、とても1年とは思えないくらい長くて深い学びを得ました。
Frekulの中に入って音楽業界に突っ込んだとき
偶然の出会いから、Frekulという音楽系スタートアップへの参画を決めたときも素晴らしい転換期でした。
会社を辞めて自由に使える時間が増えたとき、音楽業界の最前線に身を置きたくてFrekulの社長に直接メールを送りました。数日後、返信メールが受信BOXに届いたときは心臓がバクバクしたのを今でも覚えています。
Frekulに参画した当初は、前職で培ったシステム屋の技術は活かせたものの、新しい業界で勘所が掴めず、ベンチャー企業という経験したことのない形態の組織で右往左往していました。
しかし今では、音楽業界に関する最新の動向を肌で感じながら、アーティスト達の生の声を聴けて、毎日バリバリ刺激を受けています。
あのとき思い切ってメールを送った自分に頬ずりしたい気分です。
アウェイを恐れなければ最短距離で成長できる
アウェイに飛び込むのは大変勇気の要ることです。自分の力が通じるか分かりませんし、今の安定した生活を壊すリスクだってあります。通常、今まで通り生活した方がずっと楽なのです。
しかし、思い切ってアウェイに飛び込んで大きな違いを感じることは、精神面でも環境面でも自分の世界を広げる大きなチャンスとなるでしょう。
気心の知れた仲間と一緒に過ごす時間も大切ですが、ここぞというときにはアウェイの環境に飛び込む勇気も持ちあわせていたいものです。
▼冒頭で紹介した本の書評もあります。併せてどうぞ。
貴下の従順なる下僕 松崎より