Kindle Paperwhiteを使っていて唯一残念だとおもうところ

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photo credit: wolfgraebel via photopin cc

私の愛しいアップルパイへ

あなたの言うとおり、Kindle Paperwhiteが最高にCoooooolな端末なのは間違いありません。

自宅や長時間移動では最高の相棒になるし、ちょっとした移動や待ち時間でもiPhoneアプリと同期して読めるから便利です。しかもいくら本を買ったって部屋のスペースを食いつぶさない。まるでフィリップ・K・ディックの世界だ!

いまではどんな本もKindle版があればそちらを優先して買うようになりました。Kindle版がない本は買うのを控える場合すらあるくらいです。

では、Kindle Paperwhiteについてまったく不満は無いかですか?答えは、、、「No」です。

Kindle Paperwhiteで唯一残念だとおもうところ

先ほどお話したとおり、Kindle Paperwhiteの出来には概ね満足しています。しかしアキレス腱がないわけでもありません。

Kindle Paperwhiteの最大の欠点はなにかというと、ハイライト機能と日本語入力があまりに貧弱なところです。

私は本に直接書き込みたいタイプです。今まで紙の本では、気づいたことがあればiPhoneでメモしてEvernoteに送っていました。しかし理想をいえば本に直接線を引いてメモを書き込みたいんです。

Kindle Paperwhiteならそれができると思っていましたが、そうではありませんでした。

ハイライト機能は挙動がおかしくて使いづらいです。精度が悪いので1文字単位でハイライトするのは至難の業です。しかも、ハイライト一覧も使いづらいです。辛うじてWeb版のハイライト閲覧機能はまともに使えますが、閲覧できるハイライトの数に制限があるのが残念なところです。

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また、ハイライトした箇所に日本語でメモを残せる機能もあるのですが、文字の入力と漢字変換部分の挙動がおかしく、とてもイライラします。ここまで入力しづらいと1つのハイライトに数単語程度しかメモを残す気になれず悶々とします。

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ハイライトとメモに関してはiPhoneのKindleアプリの方がずっと快適です。

ハイライト&メモの組み合わせさえもう少しまともに使えれば、Kindle Paperwhiteに対する満足度がグッと上がるのですが。

貴下の従順なる下僕 松崎より

著者画像

システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。