スケジュール管理術vol.2！行動を支える４つのリスト

　

気象暦 / yto

　

私の愛しいアップルパイへ

　

はたしてあなたは今いったい何をすべきでしょうか？

　

これは非常にシンプルな疑問であるにも関わらず、迷う事なく回答できる様になるには大変な努力が必要です。

　

私も色々なアイデアを試しては捨て、試しては捨て、試行錯誤を繰り返している真っ最中です。

　

前回の記事では「段階的計画法」の考え方について説明しましたので、今回はより具体的な方法論に入っていきます。

　

それではお楽しみ下さい。グッドラックッ♪ハァブファンッ！！

　

　

　

前回の記事で我はかくの如く語った

　

曖昧さを残しつつ、しかるべき時に最小限の範囲で予定を決めて行く段階的な計画法が望ましいのです。

私の経験ではスケジュール管理は“１週間”のスパンで段階的に組み立てていくのが最適だと考えます。

　

私は１つの大きなタスクリストを少しずつ細分化してこの「段階」を表現し、毎日の行動を徐々に組み立てて行きます。

　

　

全体から今に向けて少しずつフォーカスを絞っていくイメージです。

　

　

　

私が使っているリストは以下の４つです。

　

１．次の行動リスト

２．今週の行動

３．今日の行動

４．明日の行動

　

１から４にかけて細分化を進めていきます。それぞれのリストを解説していきましょう。

　

　

１．次の行動リスト

　

これはGTDをそのまま実践していけば作成されるリストですね。一日の計画というのは、詰まるところこの“次の行動リスト”を空き時間のどこにマッピングするかですから、このリストが全てのベースになります。

　

備忘録や予定やいつかやる事や連絡待ち事項や参考資料などが一切混じっていない、純粋な”次の行動リスト”をきちんと作成できているかが、まずもって重要です。

　

　

２．今週の行動

　

次の行動リストは時間と状況(=コンテキスト)さえ整えば今すぐにでも着手できるリストであり、さぞ膨大なリストになっている事でしょう。

　

ここから毎日の行動を組み立てるには、まず今週一週間でやるべき事だけを抽出したリストを作ります。それがこのリストです。

　

　

３．今日の行動

　

「今週の行動」リストの活躍によって、一週間でやるべき事が抽出されました。

　

次はその中から今日やる事だけを抽出したリストに絞り込みます。抽出するのは”今日だけ”であり、明日や明後日の事は気にしません。

　

　

４．明日の行動

　

「今日の行動」リストを適切なタイミングで得る為には、今日という日が終わる前に「明日の行動」リストを完成させねばなりません。さもなくば、今日が終わったとたんに「あれ、何やるんだっけ？」という状況に陥ってしまうからです。

　

このリストは「今週の行動」から行動を抽出すると共に、「今日の行動」で今日中に終わらなかった残作業を抽出し、リストを作成します。

　

そして、今日が終わればまるで魔法をかけた様に「明日の行動」リストが「今日の行動」リストに様変わりするというわけです。

　

　

　

　

　

今回の記事で、私が毎日の行動を組み立てる為の入力データと出力データを解説した事になります。

　

入力データは「次の行動リスト」であり、最終的な出力データは「今日の行動リスト」という事です。

　

ちなみに私はこれらのリストはToodledoで管理しています。

　

　

これらのリストを作成する為には適切な処理が必要です。次回はこの４つのリストを作成する為の処理方法について解説します。

　

貴下の従順なる下僕　松崎より

　
　
ネクストッ！>>スケジュール管理術vol.3！”今やる行動”を組み立てる作業フロー
　

▼ご参考－-－-－-－-－-－-－-－-－-－-－-－-－-－-－-－-－-－-－-－-－-

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術 デビッド・アレン 田口 元 二見書房 2008-12-24

by G-Tools

　

ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則 デビッド アレン 田口 元 二見書房 2006-05-18

by G-Tools

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