Web会議に便利なGoogleハングアウトとSkypeの比較

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私の愛しいアップルパイへ

最近は会議もオンラインで行うことが増えました。ベガスやメキシコとも遠隔で会議できますし、移動時間も不要なので重宝しています。

私はよくGoogleハングアウトかSkypeのどちらかを使っています。どちらがいいか?ですか。よろしい、それぞれの特徴と比較した結果を解説しましょう。

GoogleハングアウトとSkypeの比較

ブラウザだけで使える手軽さが良いGoogleハングアウト

Googleハングアウトはその名の通りGoogleが開発しているビデオ通話サービスです。

Googleハングアウトの主な特徴を以下に記載しましょう。

  • Webブラウザ上で動作する
  • Googleアカウントがあれば使える
  • Youtube上で一般公開ができる

特に1つめと2つめはビデオ通話のハードルが一気に下がるので助かっています。はじめてビデオ通話を使う人とでも、混乱なくビデオ通話をはじめることができます。複数人ではじめてビデオ通話するときなどは環境準備で手こずることがよくあるので、手軽に使えるGoogleハングアウトはとても便利です。

また、オプションを有効にすればYoutubeと連携してインターネット上で世界に向けて配信することもできます。インターネットラジオを行うときなどにもGoogleハングアウトが使えるということです。また、公開配信した内容はYoutube上にデータとして保存されるので、記録を残すという点でも有効です。

高品質、多機能なSkype

Skypeはマイクロソフト社が提供するビデオ通話サービスです。以前はスカイプ社による提供でしたが、2011年にマイクロソフト社に買収されました。

Skypeの主な特徴を以下に記載しましょう。

  • 高音質な通話が可能
  • 通話に関する多彩な機能を実装
  • 専用ソフトウェア「Skype」をインストールする必要がある
  • 専用のSkype IDを取得する必要がある

マルチプラットフォームに対応しているものの、専用ソフトウェアのインストールと専用IDの取得が必要なので、はじめて使うときには少々ハードルがあります。気軽に使えるという点ではどうしてもGoogleハングアウトよりも劣ります。

一方で、専用ソフトウェアを採用しているために、通話の品質やソフトウェアとしての安定度、通話に関する機能はSkypeに軍配が上がります。そのため、定期的に行う会議や、重要な会議などでは少し大変でもSkypeを導入するメリットはあります。

Skypeには通話内容を一般向けに公開する機能はありません。

突発的or大人数ならGoogleハングアウト

GoogleハングアウトとSkypeの使い分けをまとめます。

突発的に会議をする場合や、大人数で行う場合には、手軽に導入できるGoogleハングアウトを使ったほうが混乱が少なくてオススメです。

定期的に行われる会議や、通信の質を重視したい重要な会議などではSkypeを導入するほうがオススメできます。

願わくば、あなたの甘美に響く竪琴のごとき声を、これらのサービスを通じて聴いてみたいものです。

貴下の従順なる下僕 松崎より

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システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。