ドイツ最大のエレクトロ・ゴス・EBM系フェス「Mera Luna」は最高だったよ!

私の愛しいアップルパイへ

ハッハー!今日はいち早くあなたにお話ししたいことがあって馳せ参じました。なんとドイツで毎年開催されているエレクトロ・ゴス・インダストリアル・EBM系のヨーロッパ最大のフェス「Mera Luna」に参加してきたのです。

ジャンル的に日本ではそれほど浸透してないものなので、とても日本では味わうことのできないラインナップとカルチャーでした。今日はMera Lunaの様子と感想をあなたにお聞かせしましょう。楽しみですか?(そうでしょう!)

ドイツ最大のエレクトロ・ゴス・EBM系フェス「Mera Luna」は最高だったよ!

ドイツ・ヒルデスハイムで毎年開催されるエレクトロ系フェス「Mera Luna」!

Mera Lunaはドイツ北部のヒルデスハイムで毎年夏頃に開催されます。世界遺産である聖マリア大聖堂と聖ミカエル聖堂のある都市です。

エレクトロ/ダークエレクトロ/ゴス/インダストリアル/EBMなどのエレクトリックな音楽を中心に扱う大規模なフェスで、このジャンルのフェスとしては際大規模でしょう。

フェスは土日に2日間に渡って開催され朝11:00〜0:00まで屋外と屋内の計2つのステージでひたすらエレクトロ系バンドが出演して演奏し続けます。敷地内にはキャンプスペースも設置されており、泊まり込みで参加するリスナーも数多くいます。キャンプを使用する場合には早めの予約が必須です。

ちなみに会場は田舎で駅もそこそこ通りので、現地のキャンプ場を利用するか行きと帰りのタクシーを手配しておくのが吉です。

▼会場入口付近の風景。ほとんど建物のない場所で開催されます。

1902年、最古のSF映画と言われるジョルジュ・メリエス(Georges Méliès)の月世界旅行(原題:Le Voyage dans la Lune/英題:A Trip to the Moon )に出てくる月のアイコンが特徴的です。

エレクトロ・ゴス・インダストリアル・EBMファン歓喜のラインナップ

Mera Lunaの一番の見所はといえばやはりエレクトロ/ダークエレクトロ/ゴス/インダストリアル/EBM系で固めた濃密なラインナップでしょう。日本ではさほど地名度が高くないジャンルのため、ヨーロッパでしか実現し得ないラインナップが魅力です。

今年も2日間でTHE PRODIGY、MINISTRY、EISBRECHER、FRONT 242、ATARI TEENAGE RIOT、HOCICO、RABIA SORDA、IN STRICT CONFIDENCEなどが出演する豪華っぷり。

会場は屋外のメインステージと屋内のサブステージの2つがあり、どちらかのステージで常に演奏が行われています。屋外が

▼屋外のメインステージ。

▼屋内のサブステージ。

 

それ以外にも新規精鋭を中心に魅力的なサウンドを奏でるバンドが揃っています。新しい好みのバンドを見つける楽しさがあるのもMera Lunaの良いところです。

▼ちなみに私が参加した2018年のラインナップはこちら。

  • THE PRODIGY
  • MINISTRY
  • EISBRECHER
  • FRONT 242
  • ATARI TEENAGE RIOT
  • HOCICO
  • RABIA SORDA
  • IN STRICT CONFIDENCE
  • IN EXTREMO
  • APOPTYGMA BERZERK
  • SALTATIO MORTIS
  • AESTHETIC PERFECTION BANNKREIS CEPHALGY
  • CLAN OF XYMOX
  • DAS ICH
  • DIE KAMMER
  • EISFABRIK
  • ERDLING
  • FABRIKC
  • FROZEN PLASMA
  • HEIMATÆRDE
  • LACRIMAS PROFUNDERE
  • LONDON AFTER MIDNIGHT
  • LORD OF THE LOST
  • L’ÂME IMMORTELLE
  • MASSIVE EGO
  • MERCIFUL NUNS
  • NACHTMAHR
  • PETER HEPPNER
  • ROTERSAND
  • SCHATTENMANN
  • TANZWUT
  • THE 69 EYES
  • TOO DEAD TO DIE
  • TORUL
  • WELLE:ERDBALL
  • WHISPERING SONS
  • ZERAPHINE

Woooooo!豪華!

リスナーの凝ったファッションも見てるだけで楽しい

Mera Lunaは出演バンドだけでなく、それを観に来ているリスナー達のファッションも見所の1つです。ゴスやスチームパンク風のファッションに身を包んだ凝りに凝った衣装を楽しめます

▼今年私が撮影させてもらった衣装も掲載しておきましょう。

演奏だけでなくフェスの空気感全体が1つの刺激的な体験として楽しめるようになっています。通り過ぎる人々を鑑賞してるだけでも楽しいのです。

ファッションショップも充実していてショッピングも楽しめる

Mera Lunaはファッションも楽しみの1つということで、フェスの会場内には実に多数のファッションショップが出店しています。

Tシャツ・ジーパンで来ても会場でファッション一式揃えられるので、Mera Lunaらしいファッションを現地調達するのも良いでしょう。

多様な飲食店が出展されていて一日中いられる

Mera Lunaは朝から晩まで開催していますので、多種多様な飲食店も出店しています。飲み物はジュースからコーヒーからアルコールまで一通り揃っています。ナイス!

会場に泊まり込みできることもあり、通常のフェスよりもかなり豊富な飲食店が出店しています。ライブの合間で食べ歩きするのもMera Lunaの楽しさです。

キャンプ場も併設されていて泊まりも可能

Mera Lunaには土日で宿泊して参加する人も数多くいます

広い駐車場があるのでそこにキャンピングカーでやってきて宿泊する方も多くいました。また、キャンプ場があり、そこに宿泊して2日間参加する方もかなりいます。今年もキャンプ場が利用できるチケットは早々に売り切れていました。

やはりせっかくMera Lunaに参加するなら泊まり込みで参加して濃密なフェスを味わい尽くすのが良さそうです。

エレクトロ系が好きなら興奮しっぱなしのMera Luna!

私もエレクトロ系のソングは10代の頃からかなり聴いてきましたので、Mera Lunaでは朝から晩まで興奮しっぱなしでした。

エレクトロ/ダークエレクトロ/ゴス/インダストリアル/EBMなどエレクトロ系のバンドが好きならぜひ一度行ってみると良いでしょう。日本では味わうことのできない素晴らしいフェスでした。

ハノーファー駅構内のカフェにて。

貴下の従順なる下僕 松崎より

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システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。