MacBook ProのバタフライキーボードをAppleへ修理に出したらたった3営業日で無償修理してくれた

MacBook Pro バタフライキーボード無償修理 2

私の愛しいアップルパイへ

現代のカウボーイである私がウィンチェスターの代わりにMacBook Proを愛用していることについてはあなたもご存知の通りです。

MacBook Proは非常に有能で、今では仕事だけでなくプライベートでもなくてはならない相棒なのですが、悲しいことにキーボードが破損してしまいました。

片時も離れたくない気持ちもあったのですが、Appleがキーボードの無償修理プログラムを提供していたこともあり仕事の波が一旦落ち着いたタイミングでようやくAppleに持ち込むことができました。

この修理対応が非常に良いものであったのでお知らせせずにはいられません。

購入後数ヶ月でバタフライキーボード破損

MacBook Pro バタフライキーボード無償修理 1

遡ること2016年、新型のMacBook Proが発売されると私はすぐに購入しました。このMacBook Proでは初めてTouch Barが搭載され、また新型のバタフライキーボードも実装されたデバイスでした。

以前から言われていたことではありますが、バタフライキーボードの耐久性には問題がありそうであることは認識していました。しかし、新型のMacBook Proの悪魔的な魅力に抗うことができず、また新型のバタフライキーボードの耐久性が向上したことも期待して購入を決めました。

残念ながら2016年にMacBook Proを購入してから数ヶ月後、まずBキーの反応が悪くなり、それから程なくしてCommandキーも同じく反応が悪くなりました。さらに時間が経つと逆にTキーは一回のタッチで複数回反応するようになってしまい、挙句の果てにUキーに関してはキートップが外れてしまいました。購入してから半年ほどから、どこぞのトランペットのようにうまく動かなくなってきたのです。なんたる悲劇!

Appleに持ち込んだら無償修理対応ではないと宣告された

MacBook Pro バタフライキーボード無償修理 3

Appleはバタフライキーボードの耐久性について潔く自らの非を認め、「MacBook、MacBook Air、MacBook Pro キーボード修理プログラム」としてバタフライキーボードの無償修理プログラムを提供し始めました。

▼「MacBook、MacBook Air、MacBook Pro キーボード修理プログラム」には以下から簡単にお申し込み&修理の予約ができます。

MacBook、MacBook Air、MacBook Pro キーボード修理プログラム – Apple サポート

 

長らく壊れたままのバタフライキーボードを使っていたのですが、これ幸いと無償修理プログラムを受けに行くことにしました。

私が現在住んでいるドイツ・ベルリンのAppleへと持ち込んだのですが、そこで残念なニュースを知らされることになります。私が購入したMacBook Pro 2016はlate 2016と呼ばれるもので上記無償修理プログラムの範囲外だというのです。ガッデム!

無論、診断の結果無償修理になるかもしれないが、有償の可能性もあると言われました。その時はガッカリしましたが、キーボードがここまで破損してしまっていては生産性が落ちるので修理をお願いしました。

また、キーボードの交換が必要になる場合には修理に一週間から10日かかるかもしれないとのことでした。一週間以上MacBook Proが使えなくなるのは痛手ですが仕方なく受け入れました。

ただ一言付け加えておくと、当日Appleのスタッフはかなり念入りにMacBook Proの症状について話を聞いてくれ、実機を触りながら細部に渡って診断してくれ、好印象でした。他のメーカーでは代理店や販売店に持ち込んでも私より商品知識が少なかったり、ただ工場に持って行ってみないことには分かりませんの一点張りだったりすることも多いですから、この辺りのApple社の質の高さには毎度驚かされます。

Appleはたった3営業日で、しかも無償修理してくれた

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我が相棒MacBook ProをApple社へ預けいれて5日、土日を挟んでいたので3営業日が経った頃、Apple社より修理が完了してAppleで受け取る準備ができている旨のメッセージが届きました。一週間以上かかりそうだという話だったのであまりの早さに驚きました。

メールが届いた日にさっそくAppleへと向かうと、すぐに我が相棒を返してくれました。修理内容を聞くと、キーボード部分とトラックパッドを新しいものに交換してくれたそうです。また、ディスプレイ含めて全面的に綺麗に拭いてくれたようで、預けた時よりもずいぶん全体が綺麗になっていたのも嬉しかったです。

しかもバタフライキーボードの不具合とのことで通常なら5万円はかかるであろう修理を無償としてくれました。無償修理プログラムの適用範囲外と聞いた時は、無償修理は期待できないだろうと考えていたのですが、まさか無償修理の範囲で対応してくれるとは、感激でした。Greeeeeat!

結果としてAppleのサポートは速くて手厚くて満足だった

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キーボードの破損にうんざりしてApple社にMacBook Proを持ち込むまでは不安と不満でいっぱいだったのですが、実際のApple社のサポートは手厚く、しかも素早く、さらには無償という大変満足のいくものでした。

サポートの質が良いとブランドに対する愛着が湧きますし、これから同社の製品を買い続ける安心感が得られます。今回、手厚いサポートを得られてこれからもMacBook Proを使い続けようと思えたのは大きな収穫でした。これからもMacBook Proを使い続けていく所存です。

貴下の従順なる下僕 松崎より

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システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。