これからの1ヶ月、1週間を真剣に考えてみないかい?~その2:レビューの心構え~

 

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私の愛しいアップルパイへ

 

私が今日あなたに伝えなければいけないことは明確です。前回は我が人生を彩る月次レビューと週次レビューの役割について解説しました。

 

これからの1ヶ月、1週間を真剣に考えてみないかい? | jMatsuzaki

 

そして今回は、あなたが常に自分の人生に対して勇敢であり続けられるための心構えについてお伝えします。

 

 

月次レビューと週次レビューのゴール

 

まずは月次レビューと週次レビューにおける、ゴールのビジョンを明確にし、それらを達成するための考え方を整理するところから始めましょう。

 

私は前回、月次レビューと週次レビューの役割として、以下のように説明しました。

 

どんなに緻密で崇高で情熱的な長期計画も、 今の行動を決める決定的な根拠として機能しなければ”無いのと一緒”だからです。そして、私にとって月次レビューや週次レビューというものの役割は、まさにこれらの橋渡しをすることなのです。

 

この役割を担うために、、、私は最初に注意しておきますが、我が月次レビューと週次レビューには、心踊る魔法のようなテクニックやハッとするような特異なアイデアはありません。ルールは単純で泥臭く、故に答えも明確です。

 

それは単純に“ミッション”、”5ヶ年計画”、”年間計画”を細切れにし、今月の計画、今週の計画として日単位の目標にまで分解することです。

 

ミッションと1日

ミッションと1日

 

 

計画とレビューの心構え

 

こうすることで、これから数十年を見据えた人生全体のミッションから、今日という日にやるべきことを真っ当に導き出せるわけです。しかしほんの少しの想像力を働かせれば、これらの行為はあまり楽しそうではないとわかるでしょう。あなたはきっと私にこう言います。「パイドロスよ、それはさすがに窮屈だ」と。

 

理由はわかります。ほとんどの人は計画を達成できなかったときに感じる罪悪感を嫌がるからです。そして、はじめにたてた計画を達成できなかったプレッシャーで押し潰されてしまわないか心配なのです。 つまり達成できるかも分からない夢のような計画を立てたり、それらを達成できるかどうか考えるのは酷く面倒なのです。

 
そして計画はいつしか最初から無かったものの様に扱われます。
 

しかし実際は全くそんな心配をする必要はないのです。最初から完璧を求め過ぎというものです。人間の想像力には限界がありますから、計画の妥当性を事前に検証するようなことは出来ません。つまり最初は目標が未達になるのは当たり前のことなのです。
 
だから少しずつ少しずつ計画を最適化していけば良いのです。計画なんぞ何度も何度も立て直せば良いのです。計画を達成できなくとも罪悪感なんぞ感じず、お天道様に胸を張ってこう主張すれば良いのです。「我、この計画の達成は不可であった!」と。

 

 

計画とレビューに大切なこと

 

もちろん時には自らの行動を反省しなければいけないこともあるでしょう。しかし、必ずしも自分が怠け者だった責める必要は無く、計画の出来が悪かっただけということもあります。大切なのは計画と実行の折り合いを少しずつつけていくことなのです。

 

とはいえ私の方法はやり過ぎだと思うかも知れません。確かに私が普通よりほんの少しだけ神経質なのは認めます。あなたならここまでやらずとももっとずっとスマートに長期計画を機能させることが出来るかもしれません。

 

いずれにしてもまずもって重要なのは、計画は作ることより修正することの方が重要だということです。そして、計画が達成できなかった時のことを必要以上に恐れるなということなのです。

 

貴下の従順なる下僕 松崎より

 
 
ネクストッ! >> これからの1ヶ月、1週間を真剣に考えてみないかい?~その3:自分宛てのレポートを作成する~
 

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システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。