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私の愛しいアップルパイへ
“かの非常なる現実”が牙を剥くとき、その多くは経済的なアプローチをしてくるものです。
ですから、多くの人は過去の経験からお金に対して恐怖を感じていて、“お金を稼ぐ”という話題にネガティブなイメージを払拭できずにいます。時にはタブーのような扱いをされることすらあるでしょう。
それでもあなたはきっと、仕事のために仕事をすることに対して不満を感じているはずです。自分の計画をないがしろにして、他人の計画に組み込まれている現状に不満を感じているはずです。
そんな人に向けた永遠のバイブルがあります。それが「金持ち父さん 貧乏父さん」です。
このバイブルの紹介も兼ねて、今日は金持ちが教える億万長者になる5つの教えをお伝えしましょう。
金持ちが教える億万長者になる5つの教え
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1.お金のために働かない
「金持ち父さん」がハワイ一の金持ちになったのはこの考え方のおかげだった。これこそ、人生に大きな違いをもたらす唯一無二の考え方だと言える
中流以下の人間はお金のために働く
金持ちは自分のためにお金を働かせる
お金を稼ぐために働いていると、終わりのないレースを走り続けることになります。家と車を買うために我武者羅に働いて収入を増やし、さらにより良い家と車を買うために臭い古雑巾の如く働く。
本書ではこの状況に陥ってる人を目一杯の皮肉を込めて「ラットレース」と表現しています。
ラットレースから抜け出すためには、お金を外部から受け取るのではなく、自らのアイデアでお金を作り出す働き方が求められるのです。
2.資産と負債の違いを知る
大部分の人は資産と負債の違いを知らないために、いつもお金がなくてヒイヒイ言っている。
金持ちは資産を手に入れる。
中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思いこむ
本書における資産と負債と定義は独特で、それは以下の通りです。この定義にのっとれば、資産という固定観念に縛られ、負債を進んで増やしている状況がよくあるということになります。
資産は私のポケットにお金を入れてくれる
負債は私のポケットからお金をとっていく
その最たる例は「持ち家」です。家が大きければ大きいほどローンや税金、保険料や維持費、光熱費などの形で私たちのポケットからお金を奪っていくからです。
3.お金について勉強する
この四つの技術を組み合わせれば、お金でお金を作ることが簡単にできるようになる。それなのに、お金に関することになると、ほとんどの人が持っている唯一の技術は「一生懸命働くこと」だけなのだ。
私たちはお金の力を認めていながらも、お金の知識を増やそうとする機会が圧倒的に不足しています。
楽譜が読めなければ楽器を演奏できないように、お金に関する基本的な読み書き能力が無ければお金を稼ぐのは難しいでしょう。
どんな分野で活躍するにしても、お金に関する知識として以下の4つをきちんと学ぶことが求められるのです。
1.会計力
2.投資力
3.市場の理解力
4.法律力
4.学ぶために働く
彼らは教えられてきた通りのことしかしない。つまり、「安定した仕事を見つける」ことだけを考える。たいていの人は給料と、退職金や年金など、会社から与えられる恩典のために働く。これらは短期的に見れば有利かもしれないが、長期的に見た場合は悲惨なことになりかねない。
「いくら稼げるか」で仕事を探すのではなく、長期的に見て自分はどんなスキルを身につけるべきかで仕事を探すことが大切です。
人生で最も充実した30年間を1つの会社の手に委ね、ただひたすら一生懸命働くのではなく、学びたいことに焦点を当てて職を変える柔軟さも時には必要ということです。
5.五つの障害を乗り越える
お金の流れは読めるようになったのに資産を増やすことができないという人にとって、大きな障害となるものとしては次の五つが考えられる
1.恐怖心
2.臆病風
3.怠け心
4.悪い習慣
5.傲慢さ
知識やアイデアがあっても、それを発揮できなければ不毛です。あなたの画期的な計画を実行するためには、精神、感情、行動、習慣など、あらゆる面で自らを律する必要があります。
夢物語を現実的に実行可能な行動に落とし込めたとき、経済的独立への扉がはじめて開くのです。
経済的独立を目指す人のバイブル
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本書を読めば、お金に対する恐怖を払拭し、お金を稼ぐということに対するネガティブなイメージから脱却できます。
本書はきっと自立的に働いて経済的な独立を目指すあなたのバイブルとなることでしょう。
貴下の従順なる下僕 松崎より