汝、自分の時間を作れ!~第5回タスクセラピー開催の様子~

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私の愛しいアップルパイへ

2012年9月22日。この貴重な休日を私がどう過ごしていたかそんなに気になりますか?実は今日私は、第5回タスクセラピーにコーチとして参加しました。

よろしい。そんなに身を乗り出さなくても詳細を教えて差し上げます。第5回タスクセラピー。この愛すべき会合の様子を。

第5回タスクセラピー開催の様子

それでは、第5回タスクセラピー講演の様子を見ていきましょう。

期待と現実のギャップを無くそう ~ヨシナさん(@447lifeさん)講演の様子~

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今回のタスクセラピーはまず447ブログの管理人であり、先日「ダンドリ上手になる技術」を執筆したヨシナさん(@447lifeさん)の講演から始まりました。

その講演は題して「期待と現実のギャップをなくそう」でした。ヨシナさんは期待と現実のギャップによって引き起こされる以下のような問題を、タスク管理や時間管理によって解決できると言います。

・終わると思っていた仕事が終わらない
・想定外の問題がいつも起こる
・自分に自信が持てない

こういった期待と現実のギャップがいつも気持ちを慌ただしくさせ、本来の力を出し切れなくさせているのです。ヨシナさんはこの問題を解決するために以下の状態を目指すべきだと説きます。

・今日やることに迷いがない状態
・明日でいいことを今日考えなくてすむ状態
・すぐに今日の続きに戻れる状態

自分の時間を作るには? ~佐々木さん(@nokibaさん)講演の様子~

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続いてタスクセラピーのBOSSである佐々木さん(@nokibaさん)の登場です。今回佐々木さんは「自分の時間を作るには?」と題した講演をしてくれました。

「時間が無い」という問題の本質は、①生理的な要求(睡眠など)と②他人による要求(締切)の2つが迫ってくることによって引き起こされるものです。この2つによって、私たちは”自分のために使う時間”を喪失しているのです。特に、以下の優先度で行動しようとすると自分の時間は確実に無くなります。

1.他人からの要求
2.生理的要求
3.自分の時間

そこで佐々木さんは、上記の行動パターンから脱却して以下のような思考ができるようになれば、私たちは自分の時間をもてるようになるのだと説きます。

・やる気があるときにやるべきことをやろうとすると時間に余裕がなくなる
・やるべきことを細分化して切迫感が来る前にやれば、時間に余裕ができる

そして、この状態を持続するために有効な行動パターンを3つ授けてくれたのです。

1.「今やらなければならないこと」を分析する(⇒生理的な要求なのか?他人による要求なのか?)
2.上記2つに当てはまらないことに少しだけでも手をつける(⇒5分だけでも時間を作る)
3.上記2つの要求も切迫感が来る前にやっておく

自分の計画に人生を賭ける恐怖を克服する ~佐々木さん&jMatsuzaki対談の様子~

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そしてなんとも僭越なことに、お二人の講演の後には佐々木さんとこの愉快なjMatsuzakiとで対談を行いました。

ここでは、先日フリーランスへの転身を計った私が、いかにして自分の計画に100%人生を賭けることの恐怖を克服したかをお話しました。

まず第一に恐怖が無かったと言うと嘘になります。会社の計画に組み込まれることを拒否し、自分の計画に賭けると決めたとき、そこには明確な「恐怖」と「不安」がありました。

それでもなお自分の計画に賭けると決断をしたのは、会社で働き続けることが「生ける屍」状態になっていると自覚したからです。自分の夢に貢献しない働き方を続けること=ゾンビ状態で働くことになっていたのです。私にとってはゾンビとして生き永らえることこそが、死ぬよりも恐ろしかったわけです。

そこで私はゾンビになるくらいなら、夢に突進して死んだ方がマシだと思うようになりました。そして、この決断を実行に移すと判断したのは、以下3つの条件が揃ったときだったのです。

1.夢に貢献する時間がパンク状態になった(⇒夢に貢献するタスクが会社を続けながらでは捌ききれなくなった)
2.自分の計画を作り、それを主体的に実行に移していく方法を会得した
3.24時間を全て効果的に使いこなせる時間管理手法を会得した

次回は10月21日(日)!

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次回のタスクセラピーは10月21日(日)となります。なんとも悲しいことに、これが今年最後のタスクセラピーとなる模様です。ご興味あれば是非参加をご検討ください。

もちろん私もコーチとして当日参加致します。

貴下の従順なる下僕 松崎より

著者画像

システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。