あなたは自分にとっての大切な出来事をきちんとメモしてますか?
Yes,私はしています。「いつでも」「どこでも」「なんでも」を実現する愛すべきメモツール”Evernote”を使って。
このシリーズでは私にとって最も大事な情報とも言える”音楽家のネタ帳”を、Evernote上でどの様に形成しているのか。数回に渡って紹介していきます。
今回は[2.Evernoteの役割]編です。タイトルの通り、自身の生活の中でEvernoteをどういった位置づけ、役割で使うべきなのかを紹介します。
初めての方は第一弾も是非ご覧下さい。
Evernoteは素晴らしい!音楽家のネタ帳に使う[1.Evernoteとの出会い編]
自分の取り組みと紐づかせる
新しくツールを使うという事は、そのツールに与える役割を考える必要があります。
自分の中での役割を決めなければ、別のツールと同じ情報を重複して保存し、二重管理していたり、必要な情報が入ってなかったり、非効率的な使い方になります。これでは労力を無駄にしているだけです。
それでは私はEvernoteにどんな役割を担わせているのか?
一言で表すならば“実践力を形成する”為です。
私がこれから取り組みたい事や、まさに今取り組んでいる事(=プロジェクト)を実践する際に、より効率的かつ効果的に実行する為の情報を保存しておくインフラとして、Evernoteを使っています。
例えば私は以下の様な事をプロジェクトとして定義しています。
・作品の制作
・音楽理論の学習
・ツールの検証
・芸術の鑑賞
これらについての実践力を形成する為に役立つ情報をEvernoteに保存しているのです。
実践力を形成する情報を見分ける3つのポイント
“実践力を形成する”という事をさらに深堀りしていきましょう。
私はある情報に出会った時、まずは自分のプロジェクトに関係がありそうかどうかを判断します。
関係がありそうであれば、さらに次の3つのフィルタにかけます。
1.それは自分の実践経験にもとづくものか?
2.それは自分の姿勢・資質・倫理観を表すものか?
3.それは体系的知識になるものか?
このどれかに合致すればめでたくEvernoteに保存されます。
それぞれ説明していきましょう。
1.それは自分の実践経験にもとづくものか?
⇒私がプロジェクトを実際に遂行する上で作り出した物やその作り方、課題となった事やその解決方法などの経験やノウハウを入れています。
2.それは自分の姿勢・資質・倫理観を表すものか?
⇒私がプロジェクトを遂行する上で意識すべきポリシーの類が入っています。これらは特定のプロジェクトに紐づかない場合も多いです。
3.それは体系的知識になるものか?
⇒体系的に整理された知識の集合で、実際に経験した事や考えた事をまとめたもの。または、プロジェクトに関係する外部から取り入れた情報も含みます。音楽理論なんかはここに該当します。
自分だけに関係する情報を入れる
これらの内容は実際に私がEvernoteを使っていく中で悩んだ末に導き出したものです。
最初は特に明確な役割を決めずになんとなく気になった情報を保存していました。そして気がついた時には「Evernoteに保存されている情報を見るならGoogleを検索した方が早い」という状況に陥っていたのです。
その時に初めてEvernoteに入れるべき情報は何か、Evernoteの役割は何かを考えました。結果、“自分だけに関係する情報を入れよう”と思い至ったのです。
その後、自分が取り組んでいるプロジェクトを主体として情報を取捨選択すればスムーズだという結論に至りました。
と言う事で今回は概念めいた話でしたが、次回ももうちょっと概念めいた話が続きます。どうぞお楽しみに。
貴下の従順なる下僕 松崎より
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