7日間すべてをBurning!させる生活は実現可能なのか?実現するとどうなるのか?

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Captain Kimo via photopin cc

私の愛しいアップルパイへ

以下の記事で私は7日間すべてをBurning!させる生活について雄弁に演説をぶってやりました。

たった2日の休日のために残りの5日をドブに捨てる生活は馬鹿げている | jMatsuzaki

突然ですが私には超能力があります。それは人の心を読む能力です。この記事を読んでえらく感動したあなたが今感じている2つの不安をみごとに言い当ててみましょう。

・そんなことは果たして現実的に可能なのか?
・実現したとしたらいったいどんな生き方になるのか?

もちろんこういった生き方は現実的に可能ですから、不安を感じる必要はありません。さぁ私のことを見てください、、、と言いたいところですが、私もまだその境地には至っているとは言えません。ですから、この人を紹介することにします。「藤山寛美」

彼のストーリーを聞けば、7日間すべてをBurning!させる生活を信じる気になるでしょう。

昭和を代表する喜劇役者の偉業

藤山寛美は「あほの寛ちゃん」として人気を博した昭和を代表する喜劇役者です。

金遣いが荒かったことで有名で、現在の金額に換算して13億円もの借金を抱えていたとも言われています。この借金によって彼は舞台を追われてしまい、もう一度舞台に立つことを夢見ながら映画などの別の活動を続けました。

もう一度舞台に立つ夢が叶ったのはその数年後でした。そして7日間すべてをBurning!させたのです。舞台に復帰してから彼は20年に渡り1日も休まず舞台に立ち続けました。なんと244ヶ月連続無休で公演したのです。

1ヶ月のスケジュールは凄まじいものがあります。1カ月のうち25日間は昼3本、夜3本で計6本の公演をこなしました。そして残りの5日間は次の1ヶ月間の稽古のために毎日舞台に立ち続けたのです。

藤山寛美の舞台は爆発的な人気を博し、国からは連続公演の偉業を讃えられて「紫綬褒章」を授与されるまでになりました。

晩年は病に倒れましたが、病床で残した最後の言葉は何だったと思いますか?「芝居がしたい」です。

7日間すべてをBurning!させた藤山寛美

この逸話を聞いて、彼が借金返済のために体に鞭打って働いたと思う人はまさかいないでしょう。

彼がたった2日の休日のために残りの5日をドブに捨てるような生活を送り、彼にとって不本意ながら続ける選択をし続けたとしたなら、1年も経たずに病院送りだったに違いありません。

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彼がこのような偉業を達成できたのは、7日間すべてをBurning!させる生活を実現できたからでしょう。

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遊びと仕事ではなく、遊びが仕事になったからこそ実現できた偉業です。彼は文字通り時間を忘れて遊びに没頭したのです。

そしてそれは、私にもあなたにも実現可能な生活だと私は確信しております。

貴下の従順なる下僕 松崎より

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システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。