「7つの習慣」「GTD」「タスクシュート」!3つの代表的なタスク管理手法を3分で解説します

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私の愛しいアップルパイへ

私は大きく3つのタスク管理手法をお手本にしています。

・7つの習慣
・GTD(Getting Things Done)
・タスクシュート(TaskChute)

この3つはいずれも代表的なタスク管理手法です。私はそれぞれの良いところを組み合わせることで、自分にとって最適なタスク管理手法にチューニングしてきました。

「いいから、3分以内で全部簡単に説明して」ですって?貪欲ですね。よろしい、あなたのためなら挑戦してみましょう。

これから3つの代表的なタスク管理手法を3分で解説します

1.7つの習慣

7つの習慣はスティーブン・コヴィー氏の世界的なベストセラー「7つの習慣-成功には原則があった!」に書かれている手法です。

大きな特徴は3つあります。

・第一の特徴は、「ミッション・ステートメント」という個人的な憲法を人生の出発点として説いた点です。

・第二に、時間の使い方の分類に重要度×緊急度であらわされる4つの分類を用いた点です。特に”緊急ではないけど重要”なことを「第二領域」と名づけ、これを再優先事項とする時間管理の指標が大変分かりやすいです。

・第三に、個人の管理だけで終わらず、人と相乗効果を発揮する方法まで説いた点です。「Win-Win」の関係などは、ビジネスマンなら誰もが一度は聞いたことがあるでしょう。

▼以下にまとめ記事もありますので、ご参考としてください。

2.GTD(Getting Things Done)

GTD(Getting Things Done)はデビッド・アレン氏の「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」に書かれている手法です。

GTDは身の回りのタスクをシステマティックに片付けながら、生産性を向上できます。理想を出発点とする「7つの習慣」がトップダウン式のアプローチだとすれば、「GTD」は現状の改善を積み上げていくボトムアップ式のアプローチと言えます。

大きな特徴は2つあります。

・第一の特徴は、次にやるべきこと(ネクストアクション)をあぶり出す、情報整理のワークフローを明確にした点です。このワークフローに従えば、誰でもネクストアクションを整理できます。

・第二の特徴は、単なる効率化で終わらず、頭を使わなくて良いことに頭を使わないで済むようにすることで、真に重要なことに没頭できるストレスフリーな状態を目指している点です。

3.タスクシュート(TaskChute)

タスクシュート(TaskChute)は主に「シゴタノ!」の大橋悦夫さんと「ライフハック心理学」の佐々木正悟さんによって考案された手法です。

大きな特徴は3つあります。

・第一の特徴は、タスクシュートは一日のタスクを実行順に並べて処理することで、一日の見通しを立てる点です。きちんと身に付ければ、朝一の時点で今日仕事が終わる時間が分かります。

・第二の特徴は、タスクを処理すると同時にその実行ログを残しておく点です。ログから生活の改善点を見つけ出すことで、良質な習慣形成をサポートしてくれます。

・第三の特徴は、シゴタノ!の大橋さんが開発した「TaskChute」という同名のツールがある点です。タスクシュート方式の実践を確実に実行に移せます。

▼ツールの「TaskChute」は以下より購入可能です。無料のお試し版もあります。

自分と相性の良い手法からお試しを!

・7つの習慣
・GTD(Getting Things Done)
・タスクシュート(TaskChute)

どれも違った特徴を備えていますから、自分と相性の良さそうなものから試してみてください。また、それぞれが互いに補完しあう考え方になっているので、ひと通り試してみるのもオススメです。

さて、時計を見てみてください。ちょうど3分ですよね。それではまた。

貴下の従順なる下僕 松崎より

タスク管理マニアが高じてWebで「タスクシュート時間術」を実践できる「TaskChute Cloud」を自らの手で開発してリリースしました。 タスクシュート時間術の考案者である大橋さんから開発許可を得た公式ツールです。

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システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。