TaskChute Cloudで過去の未完了タスクを今のセクションに移動する機能の解説

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私の愛しいアップルパイへ

TaskChute Cloudに備わる数多くの機能のうちとりわけSweeeeeet!な機能の1つが「過去の未完了タスクを今のセクションに移動する機能」です。

手動でやるのが面倒な処理を自動化してくれるちょっと便利な機能と思うことなかれ。これはタスクシュート感を劇的に上げてくれるお気に入りの機能です。

過去の未完了タスクを今のセクションに移動する機能の解説

「過去の未完了タスクを今のセクションに移動する機能」の有効化

▼「過去の未完了タスクを今のセクションに移動する機能」とは、タスク画面の上部にある2つのボタンで有効化できます。

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アイコンが青なら有効。グレーなら無効です。

2つのボタンはどちらも同じ動作をしますが、左側が自動実行で右側が手動実行(ボタンを押したときに1回だけ実行)となります。

基本的には左側の自動実行を使う想定です。

なお、左側の自動実行が有効になっている場合は手動実行をする必要がないため、手動実行ボタンは表示されなくなります。

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「過去の未完了タスクを今のセクションに移動する機能」の動作

具体的な動作をしていきましょう。

▼以下のタスクリストでは、現在のセクションは20:00~のセクションになっています。

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▼過去のセクションには2つの未完了タスクが置き去りになっている状態です。

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▼「過去の未完了タスクを今のセクションに移動する機能」を有効にすると、この2つの未完了タスクが現在のセクションのはじめにスライドされて移動してきます。

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▼この機能が動作すると、以下のように完了済タスク群、実行中タスク、未完了タスク群が順に並びます

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▼つまりこの機能は過去のタスク、現在のタスク、未来のタスクをきちんと時系列で並ぶようにタスクリストを維持してくれる機能なのです。

  • 完了済タスク群(過去)
  • 実行中タスク(現在)
  • 未完了タスク群(未来)

これは最初の状態(完了済タスクと未完了タスクが入り乱れている状態)と比べて、ずっとタスクの実行に集中できるようになるでしょう。

ちなみに、この機能が動作するのは今日のタスクについてのみです。過去日付と未来日付のタスクでは今のセクションという概念が成り立たないので、機能させても意味がないからです。

タスクリストを整理して、いまから実行するタスクに集中させてくれる機能

タスクをガツガツこなしているときは過去のタスク実績はあまり見ないでしょう。「過去の未完了タスクを今のセクションに移動する機能」は今から実行するタスクに意識を集中させて、タスク実行を促進してくれる機能です。

この機能を使ったことがないのであれば、ぜひ有効化してみてください。上から順にタスクを実行していくというタスクシュートの考え方と非常によくマッチします。私は常に有効化しています。

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貴下の従順なる下僕 松崎より

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システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。