週次レビューで私が毎週飽きもせず振り返っている6つのライフログ

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私の愛しいアップルパイへ

あなたが蚊のように狡猾になって、生活の質を大きく向上させようと思ったのなら、自分の行動を記録し振り返ることが大切です。問題のある行動パターンを排除し、望ましい行動パターンを増やすためです。

私は毎週月曜日にライフログを振り返るようにしています。いわゆる「週次レビュー」というやつです。一週間という単位は人間の生活習慣を形成する一般的な単位であると同時に、記録を振り返る期間として長すぎないから良いのです。

、、、で、私が毎週どのようなライフログを振り返っているか気になるんでしょう?よろしい、普通こんなことを人に教えたりはしないんですがあなただけは特別です。私が週次レビューで毎週飽きもせず振り返っている6つのライフログをお教えしましょう。

週次レビューで毎週振り返っている6つのライフログ

私が週次レビューで振り返っているのは以下6つのライフログです。

1.週次計画の進捗
2.プロジェクト別作業実績統計
3.時間管理マトリクス統計
4.日別作曲時間
5.日別睡眠時間
6.一週間分の日記

それぞれ詳しく見て行きましょう。

1.週次計画の進捗

私は毎週はじめに、私がいま純粋にやりたいと思っていることを計画書にまとめています。やりたいことの実行日を決めることで、日々の雑多な作業や人からの依頼に振り回されないようにするためです。

週次レビューではこの週次計画の進捗をチェックします。計画は予定通りに完遂できたのか。できなかったのであればそれは何故できなかったのか、大理石像のごとく冷徹になって考えるのです。

その結果を翌週の計画に活かし、どんどんやりたいことの計画書を精密化していくのです。

2.プロジェクト別作業実績統計

私は24時間のすべての行動をプロジェクトで分類し「TaskChute2」というツールで記録しています。

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それぞれの行動には実績時間も正確に記録していますから、これで毎週プロジェクトごとにどれだけの時間を割けたかをチェックしています。

成果に結びついてないと感じているプロジェクトの優先度を落としたり、もっと時間を割きたいと感じているプロジェクトの優先度を上げたりと、プロジェクトごとの優先度を判断する重要なデータになっているのです。

3.時間管理マトリクス統計

上記でお見せした行動ログは、プロジェクト以外に「時間管理マトリクス」というものでも分類しています。これは「7つの習慣」で謳われている時間の分類方法で、行動を緊急度と重要度という2つの軸で4つに分類する方法です。

週次レビューでは特に緊急ではないけど重要な行動の割合をチェックしています。これは「第二領域」と呼ばれるもので、長期的な意味で生活の質を底上げする行動がここに分類されているからです。

記録方法については以下の記事に詳しく書きましたのでご興味あればお読み下さい。

7つの習慣×TaskChute2!コメント欄を使って確実に第二領域時間管理を行う方法!! | jMatsuzaki

4.日別作曲時間

私のような卑しい人間でも細やかな自慢が一つあります。それは誰よりもシンプルな人生を歩んできたことです。「システム屋から音楽家へ」です。

ですから、私の生活の質を決定的にするのは、どれだけ音楽に自由に時間を使えたかどうかです。特に重要なのが作曲時間です。ここが減るということは、やっとこや水攻めで拷問されるより辛い仕打ちです。

そこで私は月~日曜日でそれぞれ何時間ずつ作曲に時間を割いたかを折れ線グラフにしてチェックしています。

5.日別睡眠時間

睡眠時間は習慣を大きく左右しています。習慣を見なおそうと思ったら、どうしたって睡眠の壁にぶち当たるはずです。睡眠時間は多すぎても少なすぎても生産性を下げてしまうものですから、適切な睡眠時間を確保するためにも適宜チェックしたい項目です。

私は日別作曲時間と同様、月~日曜日でそれぞれ何時間睡眠したかを折れ線グラフにしてチェックしています。

6.一週間分の日記

日記を書いてて良かったと強く実感できるのは週次レビューを行なっているときです。

普通ならとても思い出せないような記憶が細かく呼び起こされるので、問題点が明確になったり、新たな発想が生まれたりします。また、一週間分の日記を並べて読み返してみると、日記を書いたときより視野が広がって深い気づきを得られるのです。

週次レビューの結果も記録しておこう

今日は週次レビューで私が振り返っている6つのライフログを紹介しました。ただ、週次レビューはただログを見直しただけで終わらせないことが大切です。

ライフログを振り返ってみた結果、今抱えている問題は何なのか、新しく取り組むべきことは何なのかなど、考えたことを文章化しておくと良いでしょう。

そうすることで考えはずっと綺麗にまとまりますし、その文章自体が後でまた貴重なライフログとなるのです。

貴下の従順なる下僕 松崎より

著者画像

システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。