私の愛しいアップルパイへ
2年近く前から使い始めて以来、ずっと愛用しているタスク管理ソフトがあります。知る人ぞ知る「TaskChute2」です。
このソフトは上級者向けなので使いこなすのは難しいですが、1回使い込んだら二度と離れられない中毒性があります。恐らくタスク管理ソフトの中では最もダイ・ハードなファンがついているソフトではないでしょうか。私自身も、脱サラしてからは特にこのソフトの素晴らしさに打ち震えています。
この度、2013年9月27日にTaskChute2が大きく生まれ変わり、化物ソフトになりましたのであなたにお伝えせずにはいられません。
2013年9月27日版「TaskChute2」の目玉機能
幸いなことに、リリースの一ヶ月ほど前からTaskChute2のβテスターとして参加させていただいていたので、今回のアップデートの凄さは理解しております。TaskChute2.5か、TaskChute3と名乗ってもよいと感じるほどです。
数えきれないほどの新機能や機能修正が入っています。詳細については以下サイトに説明がありますが、いくつか抜粋して今回の目玉機能をお知らせしましょう。
【機能紹介】 2013年9月リリース済みのアップデート内容 | TaskChuteNet
1.とにかく速い!爆速!!
今までのTaskChute2では操作中に引っかかりを感じることがありました。特に、タスクの並び替えやタスクリピート時の処理などは重いと感じるときがありました。
それが、今回のアップデートでパフォーマンス面が大幅に見直され、爆速と言っても差し支えないほどになりました。開発者である大橋さんも、パフォーマンス面はとことん見なおしたと言っていましたが、とにかくサクサク動いて快適です。
使っていて気持ちよくなる速さです。これを待っていたのです。速いは正義です。
2.ハイパーリンク自動起動が便利過ぎる!
今回追加された機能で、ハイパーリンク自動起動というものがあります。これは、あるタスクを開始したときに「タスク実行前のヒント」欄にハイパーリンクが埋め込まれていると、自動でそのリンクを開いてくれる機能です。
▼タスクに開始時間を入力した瞬間、以下のようなポップアップが表示されて、「はい」をクリックすると自動でブラウザが起動してURLを開いてくれます。
Evernoteのノートにリンクを貼ったりもできるのがCooooool!です。これで色々なタスクをスムーズに処理していくことができます。
また、上記の動作を手動で実行できる「ハイパーリンクを開く」というショートカットキーも使えるようになりました。これで、自分の好きなタイミングでハイパーリンクを呼び出すこともできます。
3.セクション区切りが意識しやすい!
TaskChute2の特徴の1つは、時間を任意の間隔で区切る「セクション」という考え方が取り入れられている点です。
例えば、9時~10時は集中して仕事する時間、10時~11時半は単純作業を進める時間というように、自分だけの最適な時間割りを組むことができます。そうすることで一日の流れにメリハリをつけ、なんとなくダラダラして一日が終わってしまったという事態を防げます。
今回のアップデートでこの「セクション」という概念がより意識しやすくなっています。
▼セクションごとに登録タスクの見積合計時間がリアルタイムに表示される機能は今回も健在です。これでタスクを入れ過ぎてしまったという事態を避けられます。
▼「セクション開始時コメント」を設定しておけば、セクションが切り替わったタイミングで任意のコメントをポップアップ表示させることができるようになりました。
▼また、画面の上部には常に現在のセクションが表示されていて、今どのセクションに居るのかを意識しやすくなっています。
▼セクションのセルを選択すると、該当のセクションの時間帯がステータスバーに表示されたりと、細部まで徹底されています。
「TaskChute2」でパワフルな一日を手に入れろ!
今回のアップデートでは、上記で紹介したもの以外に無数の新機能が追加されています。その考えぬかれた作り込みの多さに、あるものは驚き、あるものはむせび泣くでしょう。
「TaskChute2」はExcelで動作するソフトです。Excelと聞くとネガティブな反応をする人も居ますが、その性質上、Webで動作するクラウドツールなんかよりもずっと自由度が高いですし、動作も速くて快適です。
断言しますが、一日の流れをこれほど緻密にデザインできるツールは、世界中を探してもこのソフト以外に無いでしょう。
貴下の従順なる下僕 松崎より