タスクシュート時間術の実践で女子力がアップする!

私の愛しいアップルパイへ

私はたまに友人のカウボーイから「女子力が高い」と言われることがあります。もちろん、私が女性のように清らかで洗練されていて妖艶で特別際立った中性的な魅力的があるということは今に限った話ではありません。

そうではなく、細かいところまで事前の準備が行き届いているという意味で女子力が高いと言われることが増えたということです。よく考えてみると、確かに私にとってそれは比較的容易なのでしょう。タスクシュート時間術を実践していれば!

特段「女子力アップ」を意識していない私ですらそうなのですから、女子力をアップしたいと考えているハニーバニーがタスクシュート時間術を意識的に実践すれば格段に女子力をアップさせることも可能でしょう。

タスクシュート時間術で様々な女子力アップ・ルーチンを組み込む!

よく指摘されるのはハンカチを常備していることです。私はいつでもハンカチを右後ろポケットに忍ばしていて、外食時に口が汚れたり、映画をみて涙したり、飲んでいた水の水滴がPCについたりしたらハンカチでさっと拭き取ります。

また、折りたたみ傘を持ち歩いていることもよく評価されます。私は朝8時過ぎには必ず天気予報をチェックし、雨の日には必ず折り畳み傘をカバンの中に忍ばせておいて急の雨にも対応できるようになっています。

それ以外にも、ヘアゴムも常に持ち歩いていますし、爪切りやハサミなどを備えたスイス製のアーミーナイフも持ち歩いています。

外出するときには部屋の換気扇を回しておき、部屋の空気がこもらないようにします。毎週月曜日にはディスプレイを、火曜日にはデスクを、木曜日にはiPhoneを、金曜日にはMacBookを、土曜日にはスピーカーを吹き上げて掃除するので作業スペースはいつも綺麗です。

寝る前には必ずトイレを済ませ、おきたらコップ一杯の水を必ず飲みます。手の爪は6日ごと、鼻毛は9日ごと、足の爪は22日ごとに切るのが恒例です。耳かきは耳の中を傷つけるリスクがあることを知ってから、必要最小限のペースとして28日ごとまで減らしました。寝る前には天然のマグネシウムを4〜6プッシュして補給します。

朝と昼に軽いエクササイズを行い、週に二回ジムに通います。3ヶ月に1回パーマを掛け直し、時おり整体でマッサージを受けにいって姿勢の矯正をしてもらっています。

ここで重要なのは、私は幼い頃ランドセルは古いプリントでぐちゃぐちゃで、忘れ物はよくするし、部屋も汚いタイプだったことです。部屋は足の踏みどころがないとよく怒られたものでした。上述した習慣はいずれもこの6年間で身につけた後天的な習慣です。

実際にタスクシュート時間術で女子力アップするまでの流れ

タスクシュート時間術とは乱暴な物言いをすると「記録をもとに生活の不便なところを改善していく時間術」です。タスクシュート時間術の詳細は以下をご覧ください。

タスクシュート式なら仕事が前に進む5つの理由~書評:なぜ,仕事が予定どおりに終わらないのか?by佐々木正悟(著)&大橋悦夫(監修)~

ハンカチを持参するまでの流れを見てみましょう。ハンカチの持参が可能なのはTaskChute Cloud(タスクシュート時間術を実践することに特化したクラウドサービス)に1日のタスクリストとして適切なタイミングでハンカチを準備するタスクが入っているからです。

▼以下のように外出の際には予め外出準備のタスクが入っています。

▼このタスクを開始すると以下のような持ち物リストが起動するようになっています。途中にハンカチがあるので忘れないのです。

リストにさえ入っていれば忘れることはありません。リスト内の順番も上から順に実行するとスムーズに終えられるようにできています。

実は、一番の問題はリストがあるかないかではなく、リストに従って行動できるかどうかです。たとえリストを作っておいても「面倒だから今日はいいや」「持ち物なんて見なくてもわかる」と考えるようでは無意味です。しかし、得てして人はそのように考えてハンカチを忘れるのです。

タスクシュート時間術が素晴らしいのはこの点で、リストに従うのが一番早いという確信感を抱かせてくれるのです。

タスクシュート時間術が女子力をアップさせるのはなぜか?

ここまでのやり方はさほどユニークなやり方ではなかったでしょう。外出時の持ち物リストくらいはマメな人ならみんな作っているでしょう。注目すべきは、私は持ち物リストにハンカチなどと入れるようなタイプではなく、また例え書いてあったとしてもそう容易にリストに従えるタイプでもなかった私に、それを習慣化せしめたことです。

タスクシュート時間術はほとんど唯一ともいえる「記録ファースト」の時間術です。タスクを消化していくのではなく、行動ログを記録しながら生活改善を測っていくメソッドです。行動記録ツールは数あれど、時間術のツールは数あれど、これらをバイオリンコンチェルトのようにここまでスマートに融合したメソッドはありませんでした。

その例として、ハンカチを持参できるようになるまでの流れを解説しましょう。

生活の中で、映画館で泣いたときにハンカチがないと、手で涙を拭いて、その手を服で拭くことになります。これはそこそこ不快です。飲食店のトイレに行って、ペーパータオルがなければ手が濡れたまま右往左往することになって不快です。パソコン作業中に飲んでいた水の水滴がパソコンに飛び散ったらそれも不快です。

これらは普通ならさほど気に留めることもないでしょう。しかし、タスクシュート時間術ではこのような取るに足らないと思い込んでいる行動と感情の記録を残します

そして記録は毎晩日記として整理しているため、次に外出準備するときにはハンカチを持参しないことでどんなことが起こるかの因果関係が整理されているのです。

つまり、ハンカチを持っていかないと不快な気分になることがあり、それが生産性にも関わる場合があることが直結するのです。そのうちハンカチを持っていくかどうかでいちいち悩むのもバカらしいと実感するに至り、ならばいつでもハンカチを常備しておこうと思えるようになります。

毎回ハンカチを持っていくことが一番自分にとって心地が良くて楽なのだと日々の記録がリアリティをもって教えてくれるのです。そのちょっとした面倒が後で自分をもっと楽にしてくれると教えてくれるのです。これによって持ち物リストに「ハンカチ」が加わることになります。

準備をするときにも「用意するのが面倒だから今日はいいや」とはなりません。それをしないことで自分がどんな不快に襲われるか具体的に知っているし、思い出せるからです。

頑張る必要もなく女子力がアップするタスクシュート時間術

タスクシュート時間術ではこういった記録と感情の積み重ねと改善によって、不快なことや慌てたこと、生産性を下げてしまったことに対して事前に予防できるようになります。そして、いま目の前の没頭すべきことに100%没頭できる幸せバカ状態を意図的に作り出せるのです。これが女子力アップの秘訣であります。

このようなことが実現できるのは、現状タスクシュートしかありません。ツールでいえば「TaskChute 2」と「Taskuma」と「TaskChute Cloud」だけです。

▼ちなみに、私は自ら開発したTaskChute Cloudを使っています。クラウドでタスクシュート時間術を行いたい場合にはこちらを使ってみてください。

貴下の従順なる下僕 松崎より

タスクシュート愛が高じてWebでタスクシュート時間術を実践できる「TaskChute Cloud」を自らの手で開発してリリースしました。 タスクシュート考案者の大橋さんから開発許可を得た公式ツールです。

▼これでタスクシュートに死角がなくなった!ご利用はこちらからどうぞ。

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システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。