私の愛しいアップルパイへ
私にとってPCは自宅スタジオ。入力デバイスは楽器に他なりません。
そんな我が制作環境に、この度新しい仲間が加わりました。
それはCMC-QCです。
CMCシリーズとは
10月にSteinbergから発売されたCMCシリーズ。フェーダーやノブなど様々な入力方法を持つこのMIDIコントローラは、DAWの直感的な操作を可能とするハードウェアです。
このCMCシリーズの売りの1つは私の愛用DAWでもあるCubaseに最適化されている点です。
Cubaseと接続する設定が非常に容易であり、かつCubaseの画面と整合性の合ったコントローラ配置は、直感的でストレスフリーな環境を提供してくれます。
そしてもう1つの売りは、用途に合わせて6つのコントローラが選択可能であり、省スペースかつ低コストで導入できる点です。
他にもCubase用に最適化された入力デバイスとして、CC121という製品がありますが、CC121とCMCシリーズとの違いがここにあります。
ああそうだ、もう1つ売りがありました。 それは見た目がなんともスタイリッシュで、私が使うのに相応しいという点です。
CMC-QCを買ってみる
私は6つあるCMCシリーズの中で、CMC-QCという製品を購入しました。これは8つのノブを備えたコントローラで、イコライザをはじめとした各種オートメーションの操作に最適化されたコントローラです。
CMCシリーズを使わずとも、Cubaseの操作は全てマウスでできるのですが、オートメーションをリアルタイムで録音する時などは、この様なコントローラが必要になってきます。
例えば曲に合わせて下降するピッチベンドを書き込んだり、インストゥルメントに絶妙なフェードインを設定したり。
これらは多くの場合マウスを使って設定するよりも、コントローラを使ってリアルタイムに書き込んでいった方が効率的で確実です。
CMC-QCの使用感
CMC-QCは8つのノブと、4つのタップでCubaseを操作します。
◇8つのノブ
このノブがCMC-QCのメインとなるコントローラです。 このノブは選択されているチャンネルのイコライザをすぐに操作できます。
また、イコライザ以外のオートメーションを操作したい場合は、オートメーションとノブをマッピングしてやればあらゆるパラメータを操作可能になります。
このマッピング 方法はクイックコントロールに対応している為、手間も少なく簡単に設定可能です。
操作したいパラメータをCubase上で指定し、マッピングしたいノブを少し動かすと、自動でマッピングしてくれます。
◇4つのタップ
この4つのタップにも、Cubase上のあらゆる操作をマッピングできます。
このタップはシフトボタンを使って別の操作をマッピングできますので、合計で8つの操作をマッピング可能という事になります。
ここにトランスポート系の機能、例えば”再生”や”停止”、”1小節戻る”や、”次のマーカへ移動”などの操作をマッピングしてやると、Cubaseの操作性がぐっと上がります。
Cubaseユーザに強くオススメ
やはりCubaseに最適化されているだけあって、Cubaseとの相性は抜群です。
また、サイズも小さいので、私の様に自宅で作曲するにはピッタリです。Cubaseユーザの方は是非導入を検討してみて下さい。オススメです。
貴下の従順なる下僕 松崎より
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▼ご参考------------------------------------------
CUBASE 6 通常版 スタインバーグジャパン 2011-03-18by G-Tools |
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