私が1年間の禁酒に取り組みはじめた3つの理由

私の愛しいアップルパイへ

専門学校を卒業後、20歳でシステムエンジニアとして働きはじめました。新人歓迎会をはじめ会社では飲みの席が多く、冬のあとに春が来るのと同じくらい自然に私にも飲酒する習慣が形成されました(みごと居酒屋の陰謀が成就されたわけだ!)。

それ以来、飲酒量は年々増えていき、会社を辞めて独立した後も2日に1回は飲酒をしていたように思います。特に話のあうメンバーと飲むときは朝まで飲むことも珍しくありませんでした。ライブでは朝まで飲酒するのが恒例でもありました。巷ではjMatsuzakiの血管にはビールが流れているという噂まで出回ったくらいです。

そんな私ですが、30歳になった2016年の5月にふと禁酒してみようと思いたちました。それから2017年5月まで、きっちり一年間禁酒をしてみました

20歳から約10年間、当たり前のように飲み続けてきたお酒ですが、きっぱり辞めてみようと思いたった理由を挙げてみます。

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私が1年間の禁酒に取り組みはじめた3つの理由

1.やらない力を鍛える

最初に禁酒を思い立った一番の理由は、日本でもベストセラー「スタンフォードの自分を変える教室」となった以下の本を読んだのがきっかけでした。

この本では人間の意志力は三種類あると説かれています。

  • やる力
  • やらない力
  • 望む力

この3つの中で「やる力」と「望む力」は日常的に発揮できている気がしたのですが、「やらない力」は最近使っていないような気がしました。

そこで無性に「やらない力」を発揮する意志力の実験に取り組みたくなり、ふと思いついたのが禁酒だったのです。

2.生活のパフォーマンスを上げる

「やらない力」を発揮するために禁酒しようと思いたったとき、最初にその意義として考えたのは生活のパフォーマンスアップでした。

私はフリーランスとして自宅作業が中心の生活を続けていたのですが、飲酒した翌日は如実に生産性が下がるのを感じていたのです。

仕事のパフォーマンスが下がるだけでなく、生活全体のパフォーマンスが下がるのを感じていました。

フリーランスということで特に人の監視もないものですから、二日酔いの日には「もう今日は休みということにしよう」なんてこともしばしばありました。

禁酒すれば生活全体の生産性が上がるのではないか?それは禁酒の実験を強く後押ししてくれました。

3.シラフでも本音で語れるようにする

私はよく「飲んでも変わらないね」と言われることが多いタイプでした。実際、飲んでもあまり酔っている感覚は少なく、話す内容もあまり差が出ないタイプだったと思います。

ただ、お酒が入ると話の内容が変わったり、時には人格まで変わってしまったような人がいるのも事実です。ここでふと疑問に思ったのは、本当に自分は飲酒による人格的な影響をなにも受けていないのかということでした。

特に、「酒の勢いで本音を言う」という光景はしばしば見られるものですが、本当に自分がそれに当てはまらないのか無性に気になったのです。

というのも、私の仕事の中心である作曲も執筆も「本音を語ってなんぼ」の世界ですから、こういったことには大変神経質になるものなのです。酒の席ではぶっちゃけ話ができるが、作曲の世界ではぶっちゃけられないなんてことになったらシャレになりません。

私は恐る恐る、少し結果を知るのが怖い気持ちを覚えながらアルコールのない生活を送ってみようと思ったのです。

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あまりにも当たり前に飲酒していた自分に気がついた

禁酒について考えてみると、20歳以降、あまりにも当たり前に飲酒していた自分に気がつきました。禁酒なんていうオプションが存在しないかのように、もう完全に生活の一部となっていたわけです。

20歳以降、おそらくプライベートで人と会う時にはほとんど飲酒しながらだったと思います(それも大した考えもなく!)。

私にとって禁酒とは、アルコールが自分にとってどのような意味を持っているのか(もしくは意味などないのか)を、アルコールが健康的・人格的・人間関係的にどれくらい影響を与えているのかを、身をもって試してみる実験でした。

それでは続けて実際に1年間の禁酒によってどのような効果を体感したかについてお話ししましょう。おっと、しかし残念なことにここにはそのための十分な余白が用意されていないようです。続きは別の機会にしましょう。

貴下の従順なる下僕 松崎より

著者画像

システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。

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