これからの五年間を真剣に考えてみないかい？

2012年1月8日投稿 2016年3月22日更新カテゴリ：目標を達成する

著者: jMatsuzaki

私の愛しいアップルパイへ

心配事がまた一つ減りました。

我が人生における、これからのかけがえの無い五年間において、いったい何に注力すべきかをコミットしたからです。

これにより将来への心配事が減って、より「ジャスト　ナウッ！」に集中できる様になります。

私があなたに伝えてきた事のほとんどは、この濃密な「ジャスト　ナウッ！」を手に入れる為の方法だったと言っても過言でありません。

言葉はなんて不完全なのでしょう。

この「ジャスト　ナウッ！」が少しずつ濃密になっていく素晴らしい快楽を表現する言葉が存在しないのです。

なぜ私は五ヵ年計画を欲するか

五ヵ年計画とは文字通りこれからの五年間をどう過ごすか、１年ごとに注力すべき事を表にしたものです。

これから複数回に渡って、私がいかにして五ヵ年計画を作成したか、その方法をご紹介していこうと思います。

まず１回目にあたる今回では、なぜ私が五ヵ年計画を欲したかを中心に説明して行く事にしましょう。

トップダウンの必要性

私が仕事術やライフハックという分野に興味を持ち、最初に取り組んだのはデヴィッド・アレン氏の提唱する「GTD」という手法でした。
　

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術
デビッド・アレン田口元
二見書房 2008-12-24by G-Tools

GTDとは、今自分がどんな状況にあるかという視点で、やらねばならない事を徹底的に洗い出し、タスクを管理する手法です。それは“あるがままの姿”の視点から”あるべき姿”を導く方法である為、「ボトムアップ」の手法だと言われています。

当初はこの手法で十分でした。時間を無駄にし続け、あらゆる事を行動に移せずにいた当時の私からすれば、抜群に効果がありました。

その後、どうにかこうにか少しずつ時間と行動のコントロールができる様になるにつれ、「ボトムアップ」とは逆の視点が必要になってきます。つまり、“あるべき姿”から”あるがままの姿”に落とし込んでいく「トップダウン」の手法です。

企業の中ならトップダウンの手法は確立されています。我らがBOSSの決めた目標が適切に、時には不適切に我々に落とし込まれてくる、そんな仕組みが確立されているからです。だから私は安心してボトムアップの手法に集中できるのです。

しかし、会社から一歩出れば話は別です。“夢見るリアリスト”として自分自身で”あるべき姿”を定め、価値ある行動に落とし込まなければなりません。

五ヵ年計画の必要性

もちろん、いきなりこれからの五年間を計画しようだなんてどう考えても不可能です。

ですから、去年より着実に準備を進めて参りました。私だってずっと会社に雇われた”うすのろ”の様に暮らして来た訳ではないのです。

まず着手したのは、私にとって最も価値ある行動を定め、その行動により多くの時間を割く為の戦略を練る事でした。

１年の終わりにもう１度読み直したいのがこの１冊 | jMatsuzaki

目標管理！！人生を”やってのける”為、あらゆる事に焦点を決めよう！ | jMatsuzaki

これによって我が煌びやかな人生における最も大切な分野が決まりました。さらにそれぞれの分野について、将来のビジョンからゴール、習慣、日課までをコミットしました。

STEP1：価値観を明らかにする(⇒達成すべき事)

STEP2：ビジョンを明らかにする(⇒達成された状態)

STEP3：ゴールを決める(⇒ビジョン実現の具体的な指標)

STEP4：必要な知識やスキルを明らかにする

STEP5：身につけるべき習慣を明らかにする

STEP6：毎日の日課を決める

STEP7：具体的行動を決める

この次にすべき事は自然に導き出されます。それは何でしょう？

そうです、これら分野ごとの戦略を時間軸にマッピングし、さらに管理レベルを向上するのです。それが五ヵ年計画という訳です。