習慣は続けるだけでなく育てる

私の愛しいアップルパイへ

以下のSweeeeeetなTweeeeeetのなかでは習慣の力を使ったプロジェクトの進め方について図解してみました。

この図の補足をしながら、習慣を育てることで驚くほど多くのことができるようになる理由を探っていきましょう。

イベントに基づいてプロジェクトを進めると無理が出る

何を隠そう前者の図は昔の私の基本的な戦略でした。

習慣は続けるだけでなく育てる 1

イベント駆動(大抵の場合は締切)で動くので、場当たり的で、力技に頼った再現性のないやり方です。

しかも、イベントの後には例外なく疲れ果ててしまって復活するのに時間がかかります(それでも、復活できただけマシかもしれません)。

それだけでなく、締め切り直前にどうにでもなれという気持ちで取り組むことには中毒性があり、次からまた同じことを繰り返してしまいがちです。

上司から見ても波が大きいのできっと安心して仕事を任せられる人材とは思われないでしょう。

習慣はただ続けるだけでは結果につながらない

そこで習慣の力を使うという発想に至ります。

小さな習慣を少しずつ繰り返し実行しながらプロジェクトを進めていくやり方です。

しかし、ここでお伝えしておきたいのは、習慣という話になるとつい“継続”ばかりに目が行きがちだということです。

ここでいう習慣の力とは、歯磨きを続けるとか、起きたら着替えるとか、そういった習慣とは性質が異なります。

成果物を作り上げるような、複雑で創造的な仕事に習慣の力を活かそうということです。

複雑性が高く、求められる知識や技術が高度な場合、ただ一つの行動を淡々と繰り返しているだけではなかなか形になりません

なかなか形にならなければ、結局は締め切りというイベント駆動で動かざるを得なくなります。

習慣は続けるだけでなく育てる

そこで鍵になるのは、習慣の”継続”ではなく”成長”です。

小さな習慣から初めて、それを継続することは当然として、習慣の内容を成長させていくのです。すると、数週間か数ヶ月経った頃には驚くほど短期間で多くのことが成し遂げられるようになります。

習慣は続けるだけでなく育てる 2

習慣の育成はなぜ人生を大きく変えるほどのパワフルな効果を持っているのでしょうか。その理由は大きく3つあります。

第一に、習慣を繰り返せばその行動を実行するために必要な意志力が減っていき、できることが増えていくことです。

人間の能力とは計り知れません。限界を突破し続けることで、限界はどんどん向上していきます。習慣の育成はこの限界突破を習慣化することを可能とします。

第二に、習慣を通してある行動を繰り返し実行することで意識までもが変わっていき、その行動を取ることがアイデンティティーとして組み込まれていくことです。「その気になるってやつです」。

アイデンティティーが変わればさらに行動の質は上がっていきます。ドン・キホーテの例を出すまでもなく、アイデンティティーは人の行動を強烈に推し進めます。

第三に、習慣を繰り返せば、頻繁に目標を思い出すことにつながり、常に正しい方向に焦点を絞れるようになります。

なにか目標のようなものをたてたとき、最大の失敗要因は目標自体を忘れてしまうことです。多くの人は年始に一年の目標を立てるでしょうが、年末までその目標を覚えている人はほとんどいません。

習慣の力を持ってすれば、目標を暗記しておく必要などなくなります。繰り返される行動によって体が目標を覚えるからです。

ジム・レーヤー氏とトニー・シュワルツ氏は著書「成功と幸せのための4つのエネルギー管理術―メンタル・タフネス」のなかでこう説明します。1

自分の目標をどうやって忘れないようにするか、ではない。日頃の儀式をきちんとおこなっていれば、頻繁に目標を思い出すことになる

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貴下の従順なる下僕 松崎より

参考文献

  1. ジム・レーヤー and トニー・シュワルツ, 成功と幸せのための4つのエネルギー管理術―メンタル・タフネス, 位置: 3,531. CCCメディアハウス, 2004,
著者画像

システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。