Nozbe入門!タスクの分類をGTDに最適化する!!

 

Nozbe

 

私の愛しいアップルパイへ

 

Nozbe、、今でも瞳を閉じれば思い出す。君と出会ったあの日を、、、まるで昨日の事の様だ、、、、

犬の様な暮らしの俺を、よちよち歩きの俺を、、、

 

 

さて、GTDに最適化されたツールとして名高いのがNozbeです。厳密にGTDを実践するにあたって、こんなにシンプルでスマートなツールな無いでしょう。

 

しかし、それでもあなたの前に立ちはだかる問題があります。それはNozbeでいかにGTD的にタスクをカテゴリー分けするかという点です。

 

今回は、GTDに最適化するという観点で、Nozbeにおけるタスクの整理方法を紹介しましょう。

 

 

GTDにおける情報のカテゴリー

 

おさらいとして、GTDで整理して管理・把握すべき情報として挙げられているものを見てみましょう。

 

1.プロジェクトリスト

⇒複数の行動ステップが必要なもの(=プロジェクト)をリスト化したもの。現在取り組むべきタスクを高い視点で俯瞰できるリストとなる

 

2.プロジェクトの参考情報

⇒プロジェクトを実行する際に助けとなる参考情報

 

3.カレンダーに記入する行動

⇒特定の日に絶対やるべき事。その日にやりたい事ではないので注意が必要

 

4.次にとるべき行動のリスト

⇒これがメインで管理する情報。すぐに着手できる全てのタスク

 

5.連絡待ちリスト

⇒他の人に任せた行動のリスト

 

6.資料

⇒行動を起こす必要の無い情報で、とっておきたい情報。会議の資料や気になったニュースなど

 

7.いつかやる/多分やるリスト

⇒現時点でやるかどうか迷っているもの。または何らかの制約で今実行できないタスク。勉強したい事や、いつか買いたいものなど

 

8.備忘録

⇒今行動を起こす必要があるか判断できない為、将来特定の日に思い出したい事。例えば気になるバンドのCDの発売日や友人の誕生日など

 

次に、これらをNozbeで実装しようとした場合にはどうすべきか、一つ一つ見て行きましょう。

 

 

Nozbeでタスクをカテゴリー分けする

 

1.プロジェクトリスト

 

これは最も単純です。なぜならNozbeにはプロジェクトリストがそのまま存在するからです。これらはタスクを入れるフォルダの様な役割を持っており、“プロジェクト”と”タスク”という2つの階層を表現できます。

 

プロジェクトリスト

プロジェクトリスト

 

2.プロジェクトの参考情報

 

これはNozbeに入れる事をオススメしません。Nozbeはあくまで行動が必要なタスクを入れるツールと割り切るべきです。できればEvernoteなどの専用ツールを使用しましょう。

 

ただし、特定のプロジェクトの為にしか使わず、かつプロジェクトが完了したら不要となる様な情報であれば、利便性を考えNozbeに投入してもかまいません。それは例えば会場の住所や電話番号などです。

 

これらはプロジェクトごとにノートを作成する事で使用可能です。また、プロジェクトでは無くタスクにコメントを入れる事もできます。

 

プロジェクトのノート

プロジェクトのノート

 

タスクのノート

タスクのノート

 

3.カレンダーに記入する行動

 

これはタスクに日付を設定する事で表現できます。

 

カレンダー

カレンダー

 

日付と必要な時間以外は指定しないのがオススメです。こうする事で「次にとるべき行動」と明確に区別できる様になり、フィルタリングしやすくなるからです。尚、「次の行動」である事を示す★マークは、予定の日付が到来したら自動的に付与されます。

 

日付と必要な時間だけ指定する

日付と必要な時間だけ指定する

 

これでNozbe上のカレンダービューで、日付を設定したタスクだけをリストアップできます。

 

カレンダービュー

カレンダービュー

 

また、日付が設定されたタスクはGoogleカレンダーから見る事も可能です。NozbeはGoogleカレンダーとの連携が強力なので積極的に活用しましょう。

 

4.次にとるべき行動のリスト

 

次にとるべき行動には「プロジェクト」「コンテキスト」「必要な時間」を漏れなく設定しましょう。この設定が次にどのタスクに着手すべきかの判断基準になるからです。

 

次の行動

次の行動

 

5.連絡待ちリスト

 

これはプロジェクトで表現する方法とコンテキストで表現する方法の二つが考えられますが、私はコンテキストで表現する方法をオススメします。

 

連絡待ちリスト

連絡待ちリスト

 

コンテキストで連絡待ちリストを表現する事で、プロジェクトを自由に指定できるようになります。

 

こうする事でプロジェクトの視点でタスクを眺めた時に連絡待ちのタスクも一緒に表示されるので、可読性が上がります。

 

尚、連絡待ちのタスクは、次にとるべき行動と明確に区別できる必要がある為、コンテキスト以外は指定しないようにします。

 

連絡待ちのタスク

連絡待ちのタスク

 

6.資料

 

これも「2.プロジェクトの参考情報」と同様に、Nozbeに入れるべきでは無い情報です。Evernoteなどの外部のツールを活用しましょう。

 

7.いつかやる/多分やるリスト

 

このリストもプロジェクトとコンテキストのどちらでも表現できます。私はプロジェクトで表現する事をオススメします。

 

なぜなら「いつかやる事」は多くの場合タスクとしては曖昧すぎて、特定のプロジェクトに所属させる事は出来ないでしょう。

また、「いつかやる事」が「次にとるべき行動」と肩を並べて表示されるのはあまり見やすいものではありません

 

その為、いつかやるリストというプロジェクトを作成して、その中に隔離するのが良いです。

 

いつかやる

いつかやる

 

8.備忘録

 

これも現時点では「行動」では無いため、Nozbeに入れない方が良いです。私のオススメはGoogleカレンダーに入れる事です。

 

備忘録をGoogleカレンダーに入れておく事で「3.カレンダーに記入する行動」と一緒に表示できる様になる為、管理が容易になります。同時に、備忘録を見忘れる可能性をグッと下げる事ができます。

 

 

必要に応じて改良しよう

 

今回はGTDになるべく厳密にのっとるという観点でNozbeの活用方法を整理してみました。

 

GTDに最適化するという使い方だけでも素晴らしい効果を生みますが、自分用に色々とカスタマイズできるというのもNozbeの面白さです。

 

私が紹介した方法をもとに、ぜひ自分なりの使い方を見出して頂ければと思います。

 

貴下の従順なる下僕 松崎より

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システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。