私の愛しいアップルパイへ
今日は日曜日でしたので、近くの公園に足を運んで1週間のレビューを行いました。レビューは2011年から始めた習慣で、いままで6年近く途切れたことはありません。
以前は振り返りなんて面倒で面倒で嫌だったのですが、2011年以降は嫌になることもなく習慣化できています。その理由について考えてみたら、私にとってレビューはそれだけのリターンがあると実感しているから続いていることに気がつきました。
レビューは自分の唯一無二の強みを発見するための一番の近道なのです。
定期的に行動と感情のレビューを行う
まずは具体的にレビューというものの中身について簡単にお話ししましょう。
▼私はいつもTaskChute Cloudを使ってリアルタイムに行動を記録に残しています。
▼また、1つの行動が終わった時には、そのときの気分や感情を簡単にメモ書きすることにしています。
▼それを毎日寝る前に振り返って1枚のレポートにまとめています。
▼週末には週次レポートとして1週間をまとめた1枚のレポートも作っています。
月末には同じく月次レポートというものも作成します。このように、随時行うものから月一で行うものまであって、それらを鎖のようにつなぎ合わせることでレビューのサイクルが循環します。
レビューを行えば自分の強みが見えてくる
では、レビューを行うとなぜ自分の強みが見えてくるのでしょうか?それは強みとは無意識の反応のしかたに強みの種が眠いっているからからです。
人の強みとは、意識してコントロールできるものではありません。むしろ無意識のうちに勝手にやってしまっていること、意識しなくてもできてしまうことが強みといえるでしょう。だからこそ、強みは強力な武器になるのですが、無意識であるがゆえに自分の強みを見つけるのは難しいのです。
そのために数々の強み診断テストがあるわけですが、強み診断テストではざっくりと大胆に分類された自分の強みを知れるだけに過ぎません。診断できる、テストできるということは前例にならって分類することになるわけですから、唯一無二の強みを診断することはできないからです。
自分の強みを本当に知ろうと思ったら生の情報、すなわち無意識の反応を見るのが一番の近道なのです。そして、日々の行動や感情の記録のなかには、自分の強みの種となる無意識の反応が眠っており、それを振り返ることでより厳密に自分の強みが見えてきます。
強み診断テストでは大きな筆を使って書いた大雑把な輪郭しか見えてこなかったものが、行動と感情のログを振り返ることでもっと繊細で生き生きとしたデッサンのように輪郭がはっきりしてくるのです。
このような強烈なリターンがあるからこそ記録とレビューというものを欠かさず続けられるのです。
▼なお、次回の「夢を叶えるタスク管理マニア」はこの自分の強みを見つけるということに特化してお届けします。特に、レビューが続かないとか、レビューの目的が分かっていないというのであれば、きっと役立つはずです。
貴下の従順なる下僕 松崎より