タスクシュートとストレングス・ファインダーの相性が良い理由

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私の愛しいアップルパイへ

タスクシュート時間術を実践するためのWebサービスとして我が子「TaskChute Cloud」をリリースしたのはあなたもご存知のとおりです。

タスクシュートは私がかれこれ5年近く実践している時間術・タスク管理術ですが、以外にもこれがストレングス・ファインダーと相性がいいのです。馬鹿げた発想だと思いますか?いいえ、私の口はあなたの耳に相応しいはずです。

無意識の反応から人の才能を分類してくれるストレングス・ファインダー

そもそも「ストレングス・ファインダー」とはなにかというと、人の才能を診断してくれるテストのことです。

▼詳細は以下の記事をご覧ください。

ストレングス・ファインダーがどのように人の才能を特定しているかというと、「無意識の反応」を観察することによって行っています。特定の質問に対する回答を無意識の反応として記録・分析し、パターン分けすることで34種類に分類された才能のなかから自分に合致したものをレポートしてくれるのです。

ストレングス・ファインダーでは人間の才能を34に分類していますが、人間の才能が34種類しかないというわけではないでしょう。厳密にはむしろ私たちにはそれぞれ固有の分類しがたい唯一無二の才能が備わっていると考える方が自然です。

つまり、ストレングス・ファインダーというのは人の才能の共通点をざっくりと分類しただけなので、ストレングス・ファインダーの結果をスタート地点としてさらに自分固有の才能を特定していけば、さらにパワフルな効果を発揮できるってことです。

では、どうやって?

良い質問です。

無意識の反応に意識的になるためのタスクシュート

ストレングス・ファインダーというものの発想は「無意識の反応を観察することで才能を特定できる」というものです。では、私たちが自分自身でこの無意識の反応を観察すれば、ストレングス・ファインダーでも見ることのできない自分だけの唯一無二の才能に対する知識をどんどん深められるはずです。

タスクシュートというものの考え方はまさにこの「無意識の反応」に意識的になることを重視した時間術になっています。

▼これはTaskChute Cloudの画面です。このように理想的な計画ではなく自分が実際にどのように行動したかを時系列で残せるようになっています。行動の1つ1つが無意識の反応と密接に結びついていることは言うまでもないでしょう。

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▼なかでも特にパワフルなのは、行動が終わった都度記録する評価と一言コメントです。ここではあらかじめ自分で決めた評価軸による評価と自由なコメントを残せるわけですが、このコメントには無意識の反応があられやすく、後で振り返ると驚くような発見を得られることがあります。

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もちろん完璧に無意識の反応をとらえることはできないのですが、少しずつ自分の無意識の反応の傾向がつかめてくるのは確かです。いずれにしても、このようにいまの行動に自覚的になり、いまの自分の状態を観察しようとする習慣には大きな価値があります

▼他にも行動記録を分析できるので、様々な切り口で自分の無意識の反応を観察することができます

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記録を振り返れば自分の使い方がわかってくる

無意識の反応というのは通常は無意識で行っているので記憶に残ることがありません。このような記録のなかにしか出てこないものです。

私は1日に1度、週に1度、月に1度これらの記録を振り返ることにしています。記録されている無意識の反応を意識的に眺めてみると、少しずつ自分の最適な使い方がわかってきます

こうして自分だけの才能を活かした自分だけのやり方を探すことは、人生における大きな楽しみの1つです。

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貴下の従順なる下僕 松崎より

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システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。