読書の効果を上げたいならブログに書評を書こう

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photo credit: Waiting for the waiter via photopin (license)

私の愛しいアップルパイへ

本を読むのはそれなりの時間の投資です。素晴らしい本に出会っても、内容を咀嚼できずに自分のものにできないまま忘れていってしまっては、輪の中でまわるハムスターと何の違いもありません。

とはいえ、1冊の本に描かれた内容を片っ端から行動に移してみて、結果を確かめてみるなんてことも、非効率この上ないでしょう。

そこで、効率的に読書の効果をぐっと上げる方法があります。それが、本を読んだらブログに書評を書くことです。

学んだ知識が深まるのは、それを人に教えるとき

▼私は本を読んだらこの愛すべきブログにその書評を掲載するようにしています。

▼他のメディアで書評の連載を持っていたりもします。

もちろんオススメの書籍をあなたにも読んで欲しいという気持ちはありますが、それだけではありません。読んだ内容を定着させるために書くという目的も含まれています。

私が言いたいのはこういうことです。知識が深まるのはその内容を頭にインプットしたときではありません。本当に知識が深まるのは、知った内容を人に教えようとするときです。

人に教えるには知識を順序立てて整理する必要があります。それに相手の質問に答えられなくてはいけません。このプロセスを通ることで、ただ読んだときよりずっと知識が深まっていくのです。

しかし、毎回教える対象となる人を探すのは面倒でしょう。それを相手がいなくても擬似的に1人で実現できるようにしてくれるのがブログなのです。

本を読んだら人に教えるという行動を習慣化する

本を読んでも行動に移さなければ意味がないとはよく言われることです。

しかし、本の内容によって行動すべきことは変わりますし、自分の状態によって行動に移すべきこととそうでないことがあります。そんなことを考えているうちに、読後の興奮は冷めていって、なにも行動に移さぬまま知識が埋もれていってしまうのです。

ですから、本を読んだら1つの行動を実行に移すことをはじめから決めておけば良いのです。その1つの行動とは、もうお分かりでしょう。ブログに書評を書くことです。

本を読んだらブログに書評を書く。これを習慣化しておけば、読書の効果はみるみる上がっていくでしょう。

貴下の従順なる下僕 松崎より

著者画像

システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。