自分の価値観を知れる会~野望の会vol.5参加レポート~

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私の愛しいアップルパイへ

先日に引き続き、私がコーチングをお願いしている、よーんさん主催の「野望の会 vol.5」に参加してきました。会の趣旨や内容については以下の記事でお話したとおりです。

前回は見学だったのですが、今回はちょうど空きがあったので参加させていただきました。また新たな発見があったのでお話します。

野望の会vol.5参加レポート

野望の会では4人1組となり、1人ずつ野望について語っていきます。話し手が話し終えたら、聞き手はEFカードという特殊なカードを用いて、その人の話から感じとったことを整理していきます。

▼以下は私の野望を聴いた3人のカウボーイが、私から感じとったことを整理してくれた図です。

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Sweeeeeet!な言葉が並んでいますね。

▼ちなみに、私の話した野望は以下の記事でお話したことです。

この一連のワークの中で、当日ハッとしたことを3つに分けてご紹介します。

野望の会は目的地でなく出発点を知れる会

野望の会というと、自分の野望を明確化したり、その実現方法をより具体化したりする会だと思われるかもしれません。実はそうではありません。むしろ、真逆のことをやります。

野望を明確化することが目的地を明確化することだとすれば、野望の会で行っているそれは出発点を明確化することといえるでしょう。

自分の野望がどこから生まれているのか。どのような思考パターンがあるのか。その野望をなぜ実現したいのか。野望の出発点となる「価値観」を探る旅です。

▼これは私が以下の記事でお話したことを、実際に実践するワークなのです。

誰でも魅力は溢れ出ている

この会に参加してよく思うのは、聞き手は話し手が考える以上のことを汲みとっているということです。人の価値観というのは、通常は話の中には出てきません。それにも関わらず、聞き手はその人の価値観を驚くほど正しく感じとっています。初対面にも関わらず!

ここには2つの教訓が眠っています。

第一に、野望の出発点にあたる価値観のようなものを知ろうと思ったら、他人に聴くのがはやいということです。価値観という類のものは自分ではなかなか分かりづらいところにあるからです。

なぜなら、価値観というは言うなれば、ものごとを認識している自分自身を認識する行為に他なりません。認識している主体を認識するのは難しいことなのです。

第二に、細かい話をせずとも人の魅力は相手に伝わるということです。価値観とは、その人独自の魅力に他なりません。これは実際に会に出ていただいて実感いただきたいところですが、価値観は自然とにじみ出て、相手に伝わるものなのです。

これは素晴らしいニュースです。事細かな説明をしたり小手先のコミュニケーションスキルを駆使したりせずとも、その人が自然体であるかぎり、その人が本来持っている魅力は相手に伝わるということですから。

あなたの魅力がそんなにも人に伝わるのであれば、野望はずっと実現しやすくなるでしょう。

話を聴くだけで強烈な仲間意識が芽生える

野望の会で同じテーブルになった人々とは、会が終わる頃には強烈な仲間意識が芽生えます。これはどのテーブルでも発生する現象です。

普段我々はどうも話すことばかり考えています。話を聴いているように見えるときも、実際は次に自分が話すことばかり考えているのです。

野望の会では本当の意味で話を聴くことにこだわっています。途中で相手の話を遮ったりせず、聴くことに集中します。そして、相手がどのようなものの見かたをしているか想像し、整理します。

こういった本当の意味で話を聴くことには、人間関係を築くうえでパワフルな効果を発揮します。

▼「7つの習慣」では、話を聴くことは相手に酸素を送り込むことだとも書かれています。

普段は見過ごされがちですが、話すことではなく、聴くことには大きなパワーが眠っています。これを活用すれば、コミュニケーションの有り方は大きく変わるでしょう。

自分の出発点を探る旅に出よう

野望の会はオススメのイベントです。自らの物語の出発点を探ることができると同時に、そのほかにも様々な発見に出会えるでしょう。

▼今後の開催情報やさらなる詳細について主催者であるよーんさんのブログをどうぞ。彼女のコーチングもオススメです。

貴下の従順なる下僕 松崎より

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システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。