行動力を劇的に高める3つの工夫

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私の愛しいアップルパイへ

「心は見えない、行動こそが人間の価値を決める」ってバットマンも言っていました。

これは真に正しいことでしょう。頭の中にあるものってのはいつだって曖昧で矛盾に満ちていて使い物にならないってものです。良い人がどうかを決めるのは?行動!意志の強さを決めるのは?行動!愛の深さを決めるのは?行動!

そんなことを言うとあなたは「じゃあ行動力を上げるにはどうすればいいの?」って、水に濡れたティッシュみたいに縮こまって私に聴くかもしれませんね。

ですから、ここに私の考えを記しておくことにしましょう。

行動力を劇的に高める3つの工夫

1.宣言してから実行する

まずもって大切なのは「宣言してから実行する」習慣をつくることです。

いつかやりたいと思っていることと、いつかやりたいことを紙に書き出した状態には天地の差があります。

どんなことでも、行動には先立って決意があるものです。やりたいことを紙に書き出すということは、その決意を行動として表すということなのです。決意を行動にするこの習慣は、決意したことを実行に移す力を高めてくれます。

2.行動を文章化して公開する

行動に移したら、それを文章化しておくのはいいアイデアです。文章化は体験したことや考えたことを整理し、より深めてくれます。

なにを文章化するのかというと、「挑戦」と「体験」と「発見」です。なにに挑戦しようとしたのか?その過程でなにを体験したのか?結果的になにを発見したのか?これを文章化して残しておけば、1つの行動からより多くの果実を収穫できるようになるでしょう。

さらに、それを自分だけの手帳に書き残しておくだけでなく公開すれば、よりパワフルな効果を発揮するでしょう。ホーソン実験が示すとおり、人から注目された行動の質は上がります。また、人の解釈を聞くことで新しいアイデアを発見できるでしょう。

公開する場所のおすすめはもちろんブログです。いまこの愛すべきブログを読んでいるあなたならよく分かるでしょう。

3.仲間と一緒に行う

3つ目の工夫は、1と2を仲間と一緒に行うことです。なにか新しいことを行動に移そうとするとき(素晴らしいアイデアのほとんどがそういうものでしょう)、仲間ほど力強い存在はありません。

仲間は新しい行動を持続し、定着させるための鍵です。興味や志でつながる仲間は挫折しそうなときに支えてくれますし、仲間がいればこそ全力を出せるってものです。

ネイティブ・アメリカンにはこんなことわざがあるそうです。

早く行きたければ1人で行きなさい。遠くへ行きたければみんなで行きなさい

では、仲間をつくるにはどうすればいいか?それは簡単です。まずは「2.行動を文章化して公開する」を実行すること。加えて、その公開先に自分への連絡手段を公開しておくことです。

行動すれば確実に景色が変わる

行動に集中することの素晴らしい効果の1つは、行動してみることで確実に変化を起こせることです。

環境や状況を変えようと思ったら、思考を変えるか、感情を変えるか、感覚を変えるか、行動を変える必要があるでしょう。最も重要なのは、このなかで行動だけが確実に制御できて、確実になんらかの変化が得られるということです。

今日お話した3つのことは、この変化を強烈に後押ししてくれるはずです。

  • 宣言してから実行する
  • 行動を文章化して公開する
  • 仲間と一緒に行う

貴下の従順なる下僕 松崎より

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システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。