私の愛しいアップルパイへ

テクノロジーの進化というものはいつも表裏一体なもので、いつでも便利に仕事できるようになった反面いつでも便利にサボれてしまうようになってしまったのも恐ろしい点です。

夢見るリアリストである私たちとしてはいつもこのジレンマと戦っているわけですが、今日自宅で優雅な祝日を味わっていましたところ、窓から入り込んできた一筋の太陽の光がスペイン製の白いデスクの上で無造作に転がっていたスマホの画面を突き刺すように照らしていました。

す、と顎を上げてスマホの画面に視線を移しますと、そこに浮かび上がるように映し出されていたのはスマホ脱線中毒を防止してくれる「Forest」でした。

この感動をあなたに届けたくて、極東のカフェでこの文章を執筆しています。

スマホ脱線中毒防止アプリ「Forest」で集中力が爆上げになる！

「Forest」は作業中にスマホでSNSやメール、ニュースサイトなどに脱線してしまうことを防止してくれるアプリです。

▼アプリを起動して作業を開始すると以下のような画面になり、作業中の扱いになります。

画面に木の芽のようなものが出ていると思いますが、脱線しないうちはこの芽が順調に育っていきます。逆に他のアプリを起動したり、ホーム画面を起動したりと脱線してしまうと、木の成長は止まってすぐに枯れてしまいます。また、アプリの実績画面ではForestを使った累計時間に応じて少しずつ森が完成していくので、もっとForestを使いたくなります。

これは使ってみると分かるのですが、木を枯らしたくないという心理から、ゲーム感覚でスマホでの脱線が防止できるのです。とても不思議な感覚ですが、想像以上に効果的です。

もちろん、スマホ脱線を防止するためにスマホ本体の電源を切ったり、フライトモードをオンにしたりすることで似たようなことができると思うかもしれません。

しかし、Forestでは木を育てたり累計の実績で自分の森を豊かにしたりといった絶妙なゲーミフィケーションによって気軽に楽しみながらスマホ脱線防止に取り組めるのです。子供騙しだと思うかもしれませんが、そんな風に斜に構えず、とにかく一度使ってみることをオススメします。

実際に「Forest」を使ってみた感想と使用感

「Forest」は操作性がとてもシンプルなので好印象です。実際に使ってみた様子を見ていきましょう。

▼Forestを起動すると以下のように作業に集中する時間を設定できます。5分間隔で、最大120分まで設定できます。

▼「始める」ボタンを押すと、作業タイムの開始です。Forest以外の画面を触らなければ、芽が少しずつ育っていきます。

▼時間に応じてこのように木に育っていきます。これを見ていると枯らしたくないと思えてくるので不思議です。

▼うっかり他の画面を触ってしまうと、このように注意の通知が飛びます。

▼そのまま他の画面を触ってしまうと、このように木は枯れてしまいます。oh,,,

▼実績画面では累計の実績に応じて森が作られていきます。これを見ているともっとForestを使う回数を増やしたくなってきますし、昨日よりも今日は、先週よりも今週は頑張ってみようと思えます。

▼友達をフォローすることで、友達のランキングも見ることができます。ちょっとした競争心が生まれてこれもモチベーションに繋がります。

▼完了画面はこんな感じです。指定した時間を完了するとポイントが貯まっていき、コインに応じて珍しい木をゲットできたりもします。この辺りの仕組み作りがシンプルながらも上手いんです。

▼時間が満了すると休憩タイムの設定もできます。ついつい集中しすぎて疲れてしまうことってあるので、これは助かりますね。また、ポモドーロのような時間管理にも向いています。

特に朝イチや午前中などがっつり集中できるときにスマホの脱線は天敵です。集中が必要な仕事のお供として実にパワフルな効果を発揮してくれるアプリです。

ここまでうまいこと鼻につかないようライフハックとゲーミフィケーションが融合したアプリはなかなかありません。スマホ脱線で集中力が下がっていると感じているのなら（つまりほとんどすべての人にとって）オススメのアプリです。

▼iPhoneアプリはこちらから。

▼ブラウザ版やAndroid版もあるので、公式ページもご覧ください。
Forest

貴下の従順なる下僕　松崎より