「フリー」にも「独立」にも執着のない私はなぜ会社を辞めねばならなかったか?

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私の愛しいアップルパイへ

ああ、そうだ、前から言おうと思っていたことがあったんです。七面倒臭い説明を省いて端的に言えば私の「働き方」に対する価値観についてです。夢見るリアリストを自称する私としては避けられないテーマです。

ただ、「働き方」というものに言及するのは、なんというか、その、、、気の引けるテーマです。それは万人が興味を持つテーマでありながら、各々の環境に依存するものであり、各々の強いこだわりが反映されるものだからです。

軽はずみなことは言えないと思うと、どうも筆が止まってしまいます。

それでも、せめてあなたにだけはお話しておく必要があると思うのです。私とあなただけのこのプライベートな場所なら、どうにか書く気になれそうです。

自分の「夢」に軸足を置く働き方

このブログは「諦めきれない夢」へと向かう私の最後の悪あがきです。言わば「システム屋」から「音楽家」へと向かう私のドキュメンタリーです。

ここに私は様々な試行錯誤の過程と、その結果としての環境の変化を1つ1つ丁寧に記してきました。務めていた会社を辞めたのもその一環でした。

会社を辞めたのは実に意義のあることでした。ただ、誤解を恐れずに言えば「フリー」も「独立」もさほど重要なことではありませんでした。重要なのは自分の「夢」に誠実であるべきように選択をしたということです。

ある日私は気づいたのです。私にとって会社の計画は、私の計画と重ねたときにあさっての方向に向いてしまっていることをです。たった2日の休息のために残りの5日をドブに捨てているようなものです。もはやその会社の計画は、私の個人的な「夢」を実現するためには有効に機能しなくなっていたわけです。

私にとって私の夢こそ魂の第一配列です。そのためには、何としても私は私の夢と、私の個人的な計画に適合する次の「働き方」を探す必要があったのです。残りの5日をドブに捨てずに済む方法です。

時には「フリー」が最適かも知れません。時には企業と手を組むこともあるでしょう。元の会社に戻ることだってあり得ない話では無い知れません。そのような表面的な意味での「働き方」はさほど重要では無いのです。

大切なのは特定の会社のキャリアプランに乗っかるのではなく、自分の夢に向けた個人としてのキャリアプランを持つことです。そして、そのキャリアプランを軸足として行動し続けることです。

ScreenClip

いかにして「連れ小便」できるか?

私とあなたは、自分の夢に向けたビジョンを描けるという点において、そしてそれを軸足にするという点において、強い絆でつながっています。

ですから、今日は私の「働き方」に対する価値観についてお話しました。次は私があなたに対して何が出来るかをお話しましょう。「連れ小便」についてです。

貴下の従順なる下僕 松崎より

著者画像

システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。