ブログ開設から2年間貫いてきた運営ポリシーは正しかった!「恥ずかしくて言えなかった1つのことを書く」

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私の愛しいアップルパイへ

このようにして発掘したこと、言い換えれば「自分が達成してきたこと」を世の中に示すことができれば、そこから可能性が広がっていきます。

マスメディアで取り上げられやすい人は、この「自分が達成してきたこと」すなわち「ファインプレー」をうまく表現できた人である、と言えるでしょう。

以前はマスメディアに積極的に売り込むか、あるいは向こうから見つけてもらうのを待つしかありませんでした。

今はもっと手軽にできる方法があります。

それはブログを書くことです。

シゴタノ!勝ち負けよりも自分が没頭できることにこだわるとうまくいく

約2年前、ブログを始める直前に決めたルールと言いますか、そんなに厳格なものではなくただ漠然とそうしようと決めたことがあります。「恥ずかしくて言えなかった1つのことを書く」というポリシーです。

私の言う恥ずかしいこととはこのことです。

「システム屋」から「音楽家」へ

この夢です。

恥ずかしくて言えなかった1つのこと

長らく、、、と言いますか、夢をみつけた小学生の頃からブログを開設するまで、自分の夢が恥ずかしくって仕方ありませんでした。

「音楽家なんて大それた夢を持ちやがって!」「音楽家なんて水に文字を書くような道に進んでうまくいくはずがない!」と言われてるような気がしました。実態なき負い目です。

それまでと言えば、家族にも親友と呼べるような友人にも、職場の同僚や学校の同級生にも、もっと言えばバンドメンバーにすら、自分の夢を本気で打ち明けたことはありませんでした。「システム屋」から「音楽家」へ、だなんて!?

埃まみれになった夢と向き合う

これが人生全体に下向きの螺旋を作っているのでは無いかと確信に似た疑惑を持ったのが、ブログを始めようと決めた頃です。2011年7月頃です。

ですから、ブログを始めてからは恥ずかしいと思ったことこそ積極的に書くことにしました。しかも、より恥ずかしい思いをするために、実名を出して、写真も自分史も公開してから記事を書き始めました。

「タスク管理したら作曲できる時間が増えたぞ!」「計画を立てたら楽器の練習量が増えたぞ!」「行動記録をとったら会社から帰ってからも音楽の勉強ができるようになったぞ!」「システム屋から音楽家へ!」「システム屋から音楽家へ!!」

最初は馬鹿にされるのが怖くて気が気ではありませんでした。「おいおい冗談だろ?30近い大人が大真面目に音楽家になるだなんて!?」「勘弁してくれよ。うまくいくはずが無いじゃないか。」「こっちが恥ずかしくなってくるぜベイビー」インターネットの向こう側でそう言われている気がして、恥ずかしくて仕方ありませんでした。

だからこそ執拗に書き続けました。恥ずかしいから書く。今までは言えなかったからこそ書く。そう決めたからです。

恥ずかしげもなくファインプレーを積み重ねる

世界は慈愛に満ちています。結局、私の夢をあざ笑う輩は現れませんでした。むしろ、多くの人が私の夢を支援してくれることに気づきました。

最初は随分と不思議な感覚でした。誰かに応援してくれと頼んだわけでも無く、ただ自分vs自分の孤独な1つのチャレンジを続けていただけだったからです。「恥ずかしくて言えなかった1つのことを書く」です。

結果的にブログは、私を取り巻く非情なる現実に風穴を開ける切り札となりました。今ではこれで良かったのだと確信しています。

これは、冒頭に紹介した記事の中でファインプレーを積み重ねると表現されていることと一致します。なるほど、と思いました。この記事では私が積み重ねてきたファインプレーをまとめたワークショップ動画も公開されています。是非読んでみてください。

彼は少し変わった若者で、文体もユニークであり、その「変さ」ゆえに一部の読者の注目を集め、今ではセミナーやワークショップの開催で生計を立てつつ、もともとの夢であった音楽家への道を歩み始めています。

このような成果が得られた背景には、知ってか知らずか自らの「ファインプレー」をためらわずブログでも人前でも出し続けたことがあるのではないか、と僕は考えています。

シゴタノ!勝ち負けよりも自分が没頭できることにこだわるとうまくいく

貴下の従順なる下僕 松崎より

著者画像

システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。