ストレングス・ファインダーの受講方法や関連書籍など完全解説

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私の愛しいアップルパイへ

人の強みを診断してくれるWebテスト「ストレングス・ファインダー」をご存知でしょうか。数ある強み診断テストのなかでも特に信頼性の高いテストとして、世の民に騒がせているテストです。

ええ、分かってます。分かってます。受講方法や関連書籍などをまとめていきますので、どうかヨダレを拭いてください。

▼なお、ストレングス・ファインダーについては以下の動画で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。




ストレングス・ファインダーの受講方法や関連書籍など完全解説

強みってなに?ストレングス・ファインダーってなに?

ストレングス・ファインダーは人の強みや才能を診断してくれるテストです。そのため、テストを受けるにあたっては「強みとはなにか?」を知る必要があります。まずはストレングス・ファインダーにおける強みの定義やそれを知るための方法について解説します。

まずここでいう強みの定義は「常に完璧に近い成果を生み出す能力」です。”常に”というのがポイントです。一度だけや稀に奇跡的な結果が出せても強みとはいえないわけです。

そんな「強み」を形成する要素は三つあります。「才能」「知識」「技術」の三つです。才能は生まれ持っての能力。知識は学習したこと。技術は行動のための手段です。

ここでポイントとなるのは、知識と技術は後づけですが、才能だけは先天的なものだということです。そして、その先天的な才能を特定しなければ、適切な知識と技術を身に付けることもできないということです。

では、その才能を特定するにはどうすればいいのか?それは「無意識の反応」を観察することで可能です。つまり、強みとは無意識でもできてしまうから、常に完璧に近い成果をあげられるということですね。

ここで問題になってくるのが、無意識の反応をどう観察するかです。自分では無意識でやっていることなので、それを自分で観察するのはとても難しいのです。自分で自分の強みを発見することが難しい理由がここにあります

そこでストレングス・ファインダーの出番というわけです。つまり、ストレングス・ファインダーというのは、人の無意識の反応を誘発させ、その結果を分析することで人の才能を特定してくれるWebテストなのです。

▼ストレングス・ファインダーに関するさらなる詳細は以下の記事でもまとめておりますので、ご参考にどうぞ。

ストレングス・ファインダーの関連書籍は?

ストレングス・ファインダーを作った方が書いた、強みに関する書籍も出版されています。上記の「強みとはなにか?」といったことや、ストレングス・ファインダーの結果をさらに活かすコツなどが書かれていますので、ご興味あれば読んでみると面白いです。

▼まず代表作がこちら。「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす」です。

本書には強みの定義からはじまり、ストレングス・ファインダーで出た結果に対する解説が書かれています。はじめてストレングス・ファインダーを受けるのであればこちらの本を読んでおくと良いでしょう。

「ストレングス・リーダーシップ―さあ、リーダーの才能に目覚めよう」という本もあります。

こちらはストレングス・ファインダーの結果をチームビルディングに活かすための一冊です。ストレングス・ファインダーで出たそれぞれの結果をもとに、人を動かすにはどのような指示を出せばいいかなどが書かれています。マネージャー職の方などはこちらの本もおすすめです。

ストレングス・ファインダーのテスト内容は?どんな結果が出るの?

ストレングス・ファインダーは180ほどある質問に回答するテストになっています。1問の制限時間は20秒で、制限時間以内に回答がなければ強制的に次の質問に移ります。テストはだいたい30分程度で終わります。

ストレングス・ファインダーでは、人の才能を34に分類しています。そして、その34の分類のなかから、あなたが優位を占める上位5つの才能の組み合わせを診断してくれます。5つの組み合わせを見てみると自分独自の才能が浮き彫りになってくるのです。

ちなみに、この5つの才能が順位も含めてまったく同じになる確率は1÷(34×33×32×31×30)で、1/33,390,720の確率になります。血液型診断よりずっと信用できることは分かってもらえたでしょうか。

▼ちなみに、私の上位5つの資質は以下です。テスト結果では、このような才能の名前に加えて、それぞれの詳しい解説も入手できます。

  • 戦略性
  • 未来志向
  • 最上志向
  • 目標志向
  • 運命思考

▼以下の記事では私がテストを受けてみた感想を整理していますので、ご参考にしてみてください。

▼また、以下のラジオではストレングス・ファインダーの結果の見かたや結果を活かすコツについて私が話しています。アンケートでもらった人のテスト結果などについても触れていますので、参考になるはずです。




ストレングス・ファインダーはどうやって受けるの?

それではお待ちかね。ストレングス・ファインダーの受講方法について解説しましょう。ストレングス・ファインダーには大きく2つの受け方があります。

  1. 書籍に付属のアクセスコードを入手する
  2. 公式サイトからアクセスコードだけ購入する

値段だけでいえば当然2のほうが安いのですが、数百円しか代わりません。書籍と一緒に買うと強みに関する理解も進むので、最初に受ける場合は1がおすすめです。

▼詳細なテスト受講方法については以下の記事にまとめておりますので、ご確認ください。

上位5つの才能しか分からないの?34すべての順位は?

通常のストレングス・ファインダーでは34の才能のうち上位5つの才能を診断してくれます。しかし、オプションを購入することで1位~34位まですべての順位を知ることも可能です。

特にTOP10の才能とWORST5の才能を知ることは自分の強みを理解したり、人とチームを組んだりするときの参考になります。もっと知りたくなったら34すべての順位を見てみると良いでしょう。

▼ストレングス・ファインダーで34の資質すべての順位を知る方法については、以下の記事に詳細な手順を解説しておりますので、参考にどうぞ。

もちろん、最初に通常の上位5位が分かるテストを受けて、後日追加で34すべての順位を知ることも可能です。

何回受けてもいいの?複数回受けて意味あるの?

アクセスコードは1つにつき1回のテストしか受けることができません。逆にいえば、複数のアクセスコードを購入すれば、何回でもテストを受けることは可能です。

では、ストレングス・ファインダーの結果を複数回受けて意味があるかどうかですが、基本的にはあまり意味はないはずです。なぜなら、ストレングス・ファインダーは先天的な才能を特定するためのテストなので、テスト結果が正しければ何回受けても変わらないはずだからです。

実際、私は2年ほど間をあけて2回ストレングス・ファインダーを受けてみましたが、結果はほぼ変化ありませんでした。

▼実際に2回テストを受けてみた結果については以下の記事にまとまっておりますので、興味あればお読みください。

ちなみに、上記で紹介した「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」の付録についてくる参考資料では、ストレングス・ファインダーの結果の信頼性に関する調査結果が書かれているので、興味あれば読んでみると面白いです。ストレングス・ファインダーを複数回受けてもらった結果に関する調査もまとめられています。

自分の強みを知れば、効果的な生き方が見えてくる

これでご満足いただけましたでしょうか?ストレングス・ファインダーとはなんたるかについて、かなり理解が進んだのではないかと思います。

もしストレングス・ファインダーを受けるかどうか悩んでいるのであれば、是非一度受けてみることをおすすめします。テスト結果はまず間違いなく驚きに満ち溢れたものになるはずです。私はテスト結果を何度も読み返していますが、そのたびに発見があって面白いです。

自分の強みを知れば、効果的に生活したり働いたりする方法が見えてきます。きっといまよりずっと楽に生きられるようになるはずです。

貴下の従順なる下僕 松崎より

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システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。