In the farm (Spring onion) / onigiri-kun
私の愛しいアップルパイへ
待ちわびましたか?待ちわびましたね??
我が誇るべき「時間畑」シリーズもついに第五弾を迎えました!
今日は「発芽させる」編です。まずは小さな成果を得ましょう。
前回の記事では畑の土を耕し、畑に種を植える所までを解説しました。
おっと、家庭菜園を始め方を解説した記事ではありません。忘れやすいあなたの為に、この記事の趣旨を一応説明しておきましょう。
このシリーズでは、私がいかにして習慣をシステマチックにコントロールして収穫を得ているのか紹介していきます。「時間畑の法則」という考え方をもとにしながら、実際に私が取り組んでいる「日記を書く」という行動を例に解説していきます。
発芽させるとは?
今回から少し応用編です。
時間畑に望ましい行動を種として植えつけたら、後は大理石像の如く冷徹に習慣を積み重ねて行きます。
ある程度習慣を積み重ねたら種を成熟させ、発芽させる仕組みを作ります。これは一つ一つの小さな習慣を、一回り大きな習慣に成熟させるのです。
少々分かりづらいでしょうから、今回のお題である「毎日4行日記を書く」という種を例に具体的に見て行きましょう。
発芽の仕組みを作る
“発芽”という概念を「毎日4行日記を書く」の例に当てはめてみましょう。4行日記は毎日の習慣ですから、これをもとに毎週の習慣を作る事が”発芽”になります。
前回の記事では、毎日4行日記を書いたらその中から”教訓”の部分だけを抽出すると書きました。
私の場合、この毎日書き溜めた”教訓”を毎週振り返るという習慣を作るのが”発芽”となります。
“発芽”というくらいですから芽が出るわけです。その芽とは“質問”です。“教訓”を”質問”という芽に変化させるのです。
一つの”教訓”を一つの”質問”に変換すると、一週間で7つの”質問”が生まれます。私はこの7つの”質問”を一週間の「チェックリスト」としています。
これはちょっとした工夫です。「~する」「~である」と書かれた”教訓”を、「~か?」「~してるか?」という質問形式にする事で、未来の自分にいつでも質問を投げ掛けられます。
毎週このチェックリストをもとに一週間を振り返る事は、毎日の教訓が現在の行動に活きているかを確認する最もシンプルで貴重な手段になります。
毎週と言わずとも、何かの壁に当たったときや、何かがうまく行かなかった時、いつでも使える貴重なチェックリストになるのです。
発芽をプロセス化する
私はこの毎週のチェックリスト作成を、週次レビューという位置づけで毎週かかさず実施しています。
やり方は前回の記事で説明したポイントと同一です。
雛形はEvernoteに保存しておき、コピーすればすぐ書き始められるようにしておきます。事前に成果物を決めておく事が大切です。
また、手順はToodledoで管理します。実行時にできるだけ迷いを無くす事が大切です。
私はこのチェックリストを毎週Twitterで公開しています。習慣の新鮮さを保つ為に、ルーチンワークにスパイスを加えるのです。
ブゥゥラボォォーー!なチェックリストが出来ました。
発芽したその先はついに!ネクストっ!!
これで種が芽を出しました。これからはついに収穫の時です!
私ははたして日記から何を生み出そうと言うのか、ご期待下さい。
貴下の従順なる下僕 松崎より
ネクストッ!>>日記をどう活用するか?~時間畑から収穫を得る方法~その6
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▼ご参考------------------------------------------
※予習しておきましょう
今を大切にして成果を5倍にする「時間畑」の法則 著:大橋悦夫
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