日記は読み返すから書き続けたくなる

私の愛しいアップルパイへ

夢と希望と未来に生きる私は過去に想いを馳せるのが苦手なものでして、日記なんてものにはさっぱり興味のわかない人間でした。

しかし2011年以降、この6年は毎日日記を書き続けられています。過去を振り返ることが未来に活きる実感があるからという理由が第一にありますが、もっと具体的に言えば過去の日記を振り返る習慣があるからこそ続いているのだと思い至りました。

このことは日記の有効性は分かっているが、どうしても続かないと嘆くダイハードな夢想家の役に立つでしょう。

日記は読み返すからこそ続けたくなる

七面倒くさい説明を省いて日記が続けられない理由を端的に説明するなれば、日記を書く有効性を現実的なレベルで実感しきれていない点に尽きるでしょう。

そこで私がお伝えしたいのは、日記を書く習慣をはじめるなら日記を振り返る習慣も一緒にはじめることです。それは毎朝昨日の日記を読み返すのでも、毎週末に一週間分を読み返すのでも構いません。

いずれにせよ、未来の自分が読み返すことで、その読み返している情景を思い浮かべられるようになることで、その未来の自分にちょっとは役立つことを書き残しておこうと思えるのです。

いつ、どこで、どんなツールで、何分かけて振り返るのかという具体的なイメージがあればあるほど、日記になにかを書き残しておこうと思えるでしょう。

日記を書くのと並行して読み返しの習慣も行っていれば、この日記を読み返すであろう将来の自分の具体的なイメージがどんどん明確になっていきます。そうしてはじめて未来の自分という他人のために、いま書き残すべき言葉が鮮明に浮かび上がってくるというものです。

私が日記を読み返している周期

「分かったわ。私の負けよjMatsuzaki。だから教えて。いったいいつ読み返せばいいの?」

賢人たるあなたはきっとそう問うでしょうから、その回答もここに記しておきましょう。私が日記を読み返すタイミングとその内容は大きく2つあります。

毎週日曜日に一週間分を読み返す

私は毎週日曜日を一週間の開始としています。ですから、そのタイミングで先週一週間分の日記7枚を全て読み返します。また、読み返すだけでなく一週間分の週記も新しく追記します。

週記を作っておくと一日では気づけなかった、広い視野に立った思考をすることができます。また、一ヶ月の振り返りや、一年の振り返りなど長いスパンで生活を振り返る時にも役立ちます

毎日昼食後に一年前・一週間前・昨日分を読み返す

毎週日曜日とは別に毎日行っているのが、一年前・一週間前・昨日分の日記を読み返すことです。

毎週日曜日の読み返しはどちらかというと一週間の総括のためという目的が強いのですが、こちらはセレンディピティ(予想外の発見)を期待した振り返りです。

先週一週間分の振り返りだとどうしても一週間という短期的な変化にしか気づくことができません。そこで、一年前の今日の日記を読み返すことで、思いがけない発見につながります。それは毎年同じ時期に同じような病気にかかっていたり、毎年同じような悩みや壁にぶち当たっていたり、一日という掛け替えのない時間の積み重ねが今を作っていることに改めて気がついたり、一年前には予想もしなかった事を今やっていることに気がついたりといった具合です。

このような偶然の発見は、ときおり素晴らしくSweeeeeet!なアイデアを運んでくれていたりします。

過去の自分はアイデアの宝庫

かの名著「仕事は楽しいかね?」に書かれていますが、新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアです。日記を通して過去の自分に出会うことは、生活面においても仕事面においても刺激的なアイデアソースになります。

日記を書き続け、日記を読み返し続ければ、その習慣はあなたの人生の素晴らしいスパイスになるでしょう。

▼なお、記録と振り返りに特化したイベントを今週土曜日に開催しますので、こちらもご興味あればいらしてください。
2017年10月14日「夢を叶えるタスク管理マニア」開催!テーマは「自分の強みを見つけるタスク管理」 | jMatsuzaki

貴下の従順なる下僕 松崎より

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システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。