In the farm (Spring onion) / onigiri-kun
私の愛しいアップルパイへ
成長する日記を書こう!
「時間畑」シリーズ待望の第6段は「収穫」編です
ここまで明らかにされていなかった”日記”によってもたらされるもの。その全体像がついにベールを脱ぎます。
収穫とは?
収穫とはその名の通り、習慣から成果を得る事です。
ある面で見れば、前回までの記事で既にいくつかの収穫を得ている事でしょう。
毎日の”教訓”も、毎週の”チェックリスト”も収穫といえなくもありません。
しかし、貪欲で野心的なあなたは更なる収穫を欲する事でしょうから、その期待に応えようと思います。
日記から何を得る?
この「毎日4行日記を書く」という習慣は、私の喉の奥底に眠るアツい心の臓が欲する価値ある成果を与えてくれました。
これは最初まったく日記によってもたらされるなどと思ってなかったものです。
すごく欲しいけど手に入れる方法が分からなかったもの。それが日記によって突然私の目の前に現実というオーラをまとって降りてきたのです。
あまりもったいぶると後で言い出しづらくなりますから、そろそろ公開しましょう。
それは我が人生における「行動原理」です。
収穫を得る方法
私は常々考えておりました。私が行動を起こそうとしているものの一つ一つに、または発生した出来事の一つ一つに対し、適切な判断を下す為の絶対的な指針が必要であると。
ボヤッと頭の中にはあるそれらが明確に紙に書き出され、必要であれば読み返せる不変のリストとして存在していたらどんなに素晴らしい事でしょうか。
しかし、悩んで悩んで書き出したとしても、あまり意味が無いのです。それらは頭の中に自然に存在しているもので、悩んで無理やり捻出するものではありません。もしその様に作られたリストであれば、”論理の倒立”と言わざるを得ないでしょう。
そこで考えました。一つ一つの出来事から感じ取った事を毎日一つ取り出して”教訓”として日記に収める。そこから一週間分をチェックリストに再編する。
こうして集まったチェックリストの束を結合してグルーピングし、特に重要で本質的なものをいくつか抽出すれば、ブレの無い純度の高い”行動原理”を抽出できるのでは?と。
日記から収穫したもの
こうして私は「毎日4行日記を書く」という行動から、我が人生における絶対的な「行動原理」を収穫したのです。
それではせっかく作ったのであなただけに特別にお見せしましょう。
最初に絶対的な行動原理があり、その下にチェックリスト形式に質問が並びます。これらの質問は、私がこの手の分野で圧倒的に影響を受けた「フォーカル・ポイント」という書籍をもとに4つにグルーピングしています。
簡単に説明すると、自分の中で最も大切な行動を特定する為の“グランドスラム(SLAM)”という方式で、「シンプルにする(Simplification)」「レバレッジをかける(Leveraging)」「アクセルを踏む(Acceleration)」「マルチ化する(Multiplication)」の頭文字をとったものです。
収穫は完了。これで終わり?
さて、ここまでで「4行日記を書く」という種を畑に植え、「今週のチェックリスト」という芽を出し、「人生の行動原理」という収穫を得るまでの一連のプロセスを見て頂きました。
重要なのは、小さな行動の習慣が大きな成果を生む様に組み立てる事です。そのコツは小さな習慣のアウトプットをより大きな習慣のインプットにする事です。
これで私が言うべき事は全て言い尽くしたのでしょうか。いえ、あともうほんの少しだけあります。
次がラストです。
貴下の従順なる下僕 松崎より
ネクストッ!>>日記をどう活用するか?~時間畑から収穫を得る方法~その7
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▼ご参考------------------------------------------
※予習しておきましょう
今を大切にして成果を5倍にする「時間畑」の法則 著:大橋悦夫
フォーカル・ポイント ブライアン・トレーシー 本田 直之 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2009-10-03 by G-Tools |
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