In the farm (Spring onion) / onigiri-kun
私の愛しいアップルパイへ
習慣をコントロールしていますか?それは何に活きていますか?
「時間畑」シリーズも第7弾。
前回までで、日記から行動原理を得る為の一連プロセスを説明しました。
今回はさらに次のステップとして最後の締め、「収穫し続ける」編をお届けします。
収穫を無限に循環させる
前回までの記事で、毎日の4行日記から丹念に作り上げた「行動原理」を創出しました。
もちろんこれはゴールではありません。
一度収穫しただけで終わらせず無限に循環させ、収穫の質を上げる事が大切です。
今回の例で言えば、”行動原理”をもとに1つ1つの行動がより良い”教訓”を生む事を、1つ1つの”教訓”がより良い”チェックリスト”を生む事を、そして1つ1つのチェックリストが”行動原理”をより良いものにする事を意識するのです。
新たな種を植える
収穫を無限に循環させる。これで終わりでしょうか。否、否、三たび否!!
貪欲で野心的なあなたの為、さらにもう一歩先をお教えしましょう。
それは収穫した「行動原理」を新たな種にする事です。
せっかく作った「行動原理」も、Evernoteの中に眠らせていてはなんら意味がありません。
常に頭の片隅に置いておく様に意識し、必要であればいつでも読み返せる様にします。さらには、読み返す事が必要だと意識せずとも自然に無意識に入り込んでくる習慣が必要です。
この「必要であればいつでもどこでも読み返せる」「必要なくとも無意識に入り込んでくる」習慣を”新たなる種”として畑に植えておきましょう。
より大きな収穫に備える
やり方は簡単。必ず目にする空スペースにメッセージとして「行動原理」を置いておくことです。そうする事で常に「行動原理」を目にする習慣を作ります。
洗面所の空きスペース、部屋の扉、PCのデスクトップ、朝起きてから最初に見る場所、口癖、、、
種を植える場所は無数にあるでしょう。
「行動原理」。それは私にとって特別な意味を持つものです。だからこそ私が今回選んだのは、特に貴重なスペースでした。それはiPhoneの壁紙です。
iPhoneを見るたびに今私が取るべき行動の原理が表示されるだなんてなんともロマンティィッッッックッ!!では無いですか。
この新しく植えた種は何に成長するのでしょうか。それは現時点で私には検討もつきません。まったく“未知の種”と言えます。
しかし常に傍らにある「行動原理」が、私のとる行動の1つ1つに少しでも影響を与えるのであれば、その積み重ねは将来に圧倒的な変革を与えると思いませんか?
そして、この”未知の種”からさらに何を収穫できるのかを、日々注目していく必要があるでしょう。
時間畑を活用しよう
全7回に渡ってお届けした「時間畑」シリーズもこれで終わりです。
私があなたに伝えるべきは全て伝えました。最後に、私がここまで説明してきた習慣から成果を得るまでのプロセスを、今一度整理してみましょう。
1.習慣化すべき望ましい行動を見極めましょう
2.習慣を管理する環境を整えましょう
3.習慣化する時間を捻出しましょう
4.習慣化した行動のアウトプットを、より大きな行動のインプットにしましょう
5.最も大きな習慣から”未知の種”を収穫し、新たな習慣として時間畑に植えましょう
6.”未知の種”から何が収穫できるのか、常に意識しましょう
今回は「4行日記を書く」という行動を例に説明してきましたが、この一連の習慣から成果を生むプロセスは汎用的に使えるフレームワークです。
是非あなたなりの種を時間畑に植えて、じっくりと育てて頂きたい。
貴下の従順なる下僕 松崎より
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▼ご参考------------------------------------------
今を大切にして成果を5倍にする「時間畑」の法則 著:大橋悦夫
フォーカル・ポイント ブライアン・トレーシー 本田 直之 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2009-10-03 by G-Tools |
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