ブログの下書きにWordを使う3つの理由

8425499218_59a5ee1d3c
photo credit: University Life 18 via photopin (license)

私の愛しいアップルパイへ

私がこの愛すべきブログをどのように書いているか知っているでしょうか。コンピューターにシルクのように滑らかなその両手を重ねておいて、音もたてずに羽ばたく蝶のような瞬きを数回して、脳からブログへ直接念写していると思っていました?残念ながら不正解です。

実は下書きはWordで行っています。意外でしたか。ではその理由を3つお教えします。

ブログの下書きにWordを使っている3つの理由

▼私はこのように、ブログのデザインに似せたWordファイルのテンプレートを使って、ブログの下書きをしています。

ScreenClip

わざわざWordで下書きなんて面倒だと思うかもしれませんが、Wordでブログを下書きするのはオススメです。

1.文章校正機能が秀逸

まずはなんといってもこれでしょう。Wordの文章校正機能は実に優れています。

ブログは自分ひとりで書いていますから誤字脱字のチェックが甘くなります。何回もチェックはしますが、なかなか自分のミスにはきづけないものです。

Wordは文章校正機能が優れているので、誤字脱字チェックのプロセスを効率化してくれます。

スペルミスや誤変換だけでなく、「ら」抜きや「い」抜き、二重否定、表記ゆれなどもチェックしてくれます。

文章を書くうえで、これは実に頼もしい味方になります。

2.執筆に集中できる環境

WordではHtmlタグを整形することができないので、文章を書くだけになります。やってみて分かったのですが、これがなかなか良いのです。

いままでブログで直接文章を書いていたときには、文章を書きながらaタグやstrongタグ、imgタグの挿入などもやっていました。つまり、文章を書く作業とHtmlタグを整形する作業を同時にこなしていました。

これがWordで書くようになってからは、まず文章を書くことに集中して、そのあと特殊なHtmlタグを挿入するようになりました。このように作業の段階を明確に分けることで、執筆に集中できる環境が整ったのです。

また、Webブラウザを使っているとつい他のサイトなどに脱線しがちになりますが、Wordなら脱線が減らせます。

それから、Wordであればローカルファイルの編集になるので、ネットが切れていてもストレスなく書くことができます。Wi-Fiが復旧してきたとはいえ、ネットを前提とする作業はどうしても不安定になります。ネットに影響を受けないのは、執筆に集中する重要な要素です。

3.バックアップにもなる

私はこの愛すべきブログをWordPressで書いています。WordPressもだいぶ賢くなりましたが、それでもネットが突如切断されたり、ブラウザが強制終了されたりすることによって、執筆した文章が消えてしまうリスクもあります。

Wordはブラウザで直接編集するよりはずっと安心感があります。ファイルとしても残りますし、随時キャッシュファイルが生成されているので、万が一Wordが強制終了してしまっても、書いた文章を失うことはほとんどありません。

せっかく書いたSweeeeeetな文章が消えてしまうのは、最も避けたいことです。

Wordで下書きすれば、執筆に没頭できる

そういうわけで、最近はまずWordで下書きをしてから、あなたに向けての記事をブログに投稿するようにしています。

ちなみに、Wordで書いた文章をWebブラウザに貼り付けると、きちんとHtmlタグに変換してくれます。例えば見出し3にした箇所はきちんとh3タグに変換してくれますし、引用文にした箇所はblockquoteタグに変換してくれます。

参考までに、私が使っているテンプレートもお渡ししましょう。以下からダウンロードできます。

https://www.dropbox.com/s/btthmeeo3pvqirj/20151010_jmastuzaki_blog_template.docx?dl=0

特に最初に紹介した文章校正機能は非常に精度が高いので、執筆するときには是非試していただきたいところです。

▼Wordの最新版(Windows版)はこちら。

▼ExcelやPowerPointも入った最新版(Windows版)はこちら。

▼Mac版の最新版はこちら。

貴下の従順なる下僕 松崎より

著者画像

システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。