ブログで人を説得しようとしてもうまくいかない理由と対策

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私の愛しいアップルパイへ

私がブログに人一倍力と愛を注いでいるのはあなたもご存知でしょう。そう、この愛すべきブログのことです。

ブログを運営するうえでの確固たるポリシーはいくつかありますが、そのなかでも特に重要視しているものを1つご紹介しようと思います。これは、この愛すべきブログを読んでいるカウボーイに、きちんと自分の考えやメッセージを伝えるうえで最も重要視しているポリシーです。

ブログで人を説得しようとしてもうまくいかない理由

ブログに限らず、文章というものは大抵の場合、人を動かしたいとか、理解してもらいといったメッセージを内包しているものです。

個人ブログもその例に漏れず、自分の考えを理解してもらうためや、それに刺激を受けてもらいたいがために書かれる場合が多いでしょう。もちろん私もあなたに私の考えを理解してもらって、行動に移してみてもらうことを至上命題と考えています。

そういった場合にありがちな失敗が、ブログをとおして読者を説得しようとすることです。

「もっと良いやり方がある!」「こっちの方が正しい!」「こんな考え方は待ちがっている!」

日頃から親密に接している仲で、よっぽど信頼されていない限り、このような説得型の文章はうまく機能しないものです。

ブログの文章を通じてしかコミュニケーションがない場合には特に、強く説得しようとした文章は逆に反発を呼ぶことすらあります。「お前がなにを理解しているってんだ!考えが浅いのはお前のほうだ!」という具合です。

信頼関係が築けていないうちは説得に効果はないのです。

説得しようとするより、模範になろうとする

それでは、自分のことを理解してもらうために、説得しようとする代わりになにをすればいいのでしょうか。それはこうです。

説得しようとするより、模範になろうとする

考え方を変えるよう説得するより、自分が考え方を変えた結果なにが起きたかの体験を語るのです。商品を買うよう説得するより、自分が買った結果得られた効果を語るのです。

人を動かすために説得しようとする必要はありません。模範になろうとしている姿を見てもらえれば、人はきっとついてきてくれるでしょう。読み手にとっては、そのほうがずっと受け入れやすいものです。

具体的に私はどうやっているのかって?それはこの愛すべきブログをお読みいただいているあなたなら、もう分かっていただけているでしょう。

貴下の従順なる下僕 松崎より

著者画像

システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。