究極のマインドフルネス瞑想ができるアイソレーションタンクの完全解説と無料体験してきた感想

アイソレーションタンクに浮かんでいる様子

私の愛しいアップルパイへ

「アイソレーションタンク」なるものをご存知でしょうか?フローティングタンクやフロートスパとも言われているそうです。

この愛すべきブログではいままでマインドフルネスについての記事を定期的に書いていたこともあり、友人からの紹介でこの「アイソレーションタンク」という究極のマインドフルネスを提供してくれる摩訶不思議な装置を無料体験させてもらえる機会に恵まれました。ダンケ!

江東区東雲にある「COCORODO」さんに行き、店主の兼坂さんに丁寧に説明していただきながら体験できたので、その内容をご紹介します。

東京近くのフロート・アイソレーションタンクサロン【COCORODO】

アイソレーションタンクとは?

七面倒くさい説明を省いて「アイソレーションタンク」を紹介すると、上の画像のような高濃度の塩水で満たされた人間1人が入れる程度の広さのタンクに入り込み、真っ暗なタンクで塩水にプカプカ浮いてるうちに瞑想状態になってしまうというものです。

さらに詳しく見ていきましょう。

アイソレーションタンクの流行

アイソレーションタンクが発明されたのは1950年代。脳科学者であるジョン・C・リリー博士が感覚を遮断する研究を行う中で開発されました。ジョン・C・リリー博士は生涯を通して「意識」に関する研究を行った研究者で、アイソレーションタンクの他にはイルカのコミュニケーションなどの研究でも知られています。

映画「イルカの日」のモデルになってことでも知られています。

また、1980年代にはリリー博士とアイソレーションタンクをモデルとした映画「アルタード・ステーツ」も制作されました。

その後、アイソレーションタンクの流行は落ち着きましたが、近年になって「マインドフルネス」の考え方が広まるとともにアイソレーションタンクも再注目されることになりました。

アイソレーションタンクは五感の感覚を遮断して意識だけを分離(アイソレーション)させることを目指しています。そうすることで肉体から解き放たれて意識に完全に集中できる状態を作り出すのです。

ステフィン・カリーをはじめとする海外の有名なプロスポーツ選手や、オノ・ヨーコのような先進的な芸術家など多くのビッグネームが利用していることで知られ、ヨーロッパとアメリカを中心に広まりました。その流れを受けて日本でもアイソレーションタンクに入れる施設がちょっとずつ作られ始めているようです。

2017年8月現在、日本でアイソレーションタンクをオープンに提供しているのは4店舗だけで今回お邪魔させていただいた「COCORODO」さんはその1つです。

COCORODOさんの利用者も出張などで日本に来ている海外の方が多いらしく、自国で愛用していたアイソレーションタンクが日本にもあるということで利用する人が多いのだそうです。日本人としての利用者はアンテナの敏感な人が少しずつ注目しはじめたという感じのようです。

アイソレーションタンクの特徴

それではアイソレーションタンクについてもう少し深掘りしていきましょう。

アイソレーションタンクは人間1人がちょうど入れるサイズになっています。なかは人肌と同じ温度の水が溜められており、エプソムソルトと呼ばれる硫酸マグネシウムが500g近くも含まれた水溶液になっています。

この水溶液の中に入ると自然と体が浮くのです。そして、自然と水面から顔だけが出た状態になれます。水泳が苦手でも問題ありません。

▼アイソレーションタンクに入るとこんな状態になります。

  • 水溶液に浮くことで重力から解放される
  • 耳は水中に入るので聴覚から解放される
  • 人肌の水に浸かることで肉体と自然の境界線から解放される
  • アイソレーションタンクの蓋を閉めると真っ暗になるので視覚から解放される
  • 五感のスイッチがオフになることで時間感覚から解放される

このように主要な感覚を遮断することで自分の意識に集中できる極限の状態になれるのです。この状態で1時間〜2時間ほど入ります。通常の瞑想ではこうはいきません。

特に重力から解放された集中状態というのは普通では体験できないもので、実にエキサイティングでした。

温泉と何が違うの?

日本では同じように特殊な溶液に浸かって過ごす文化として「温泉」なるものもあります。アイソレーションタンクの特徴を理解するために温泉との違いについて考えてみましょう。

まず温泉は1時間〜2時間など長時間入ることはまずできません。アイソレーションタンクは人肌の溶液なので、普通に1時間くらいは入ってられます。

また、温泉はどちらかというと視覚に多くの刺激を与えるものです。街の景色を眺めながら入る露天風呂は最高ですが、アイソレーションタンクの発想はその逆をいきます。視覚への刺激を0にしています。

温泉では重力や聴覚に関して特に配慮はありません。アイソレーションタンクではこの2つの刺激も除去します。

つまり、温泉に入っているときは五感も脳みそもフル回転している状態なのです。アイソレーションタンクは完全にその逆で、五感と脳のスイッチをオフにすることで新しい体験を作り出してくれます。

アイソレーションタンクの効果

続いてこの摩訶不思議な装置に1時間も2時間も入ることでどんな効果が得られるのかを見ていきましょう。

マインドフルネス

まずもって期待できるのはマインドフルネス的な効果です。五感のスイッチを切ることによって雑念に振り回されない状態になれます。

▼「マインドフルネス」とは何かについては以下の記事でお話ししていますので、こちらもご参考にしてみてください。

最近マインドフルネスってよく聞くから今さらだけど調べてみた

私も毎日寝る前に瞑想をしていますが、アイソレーションタンクでは普段の瞑想とは比較にならないくらいマインドフルネスな状態になることができて大変驚きました。

すでにマインドフルネスに取り組んでいて次のステージを知りたい人や、瞑想だとうまく集中できない人にアイソレーションタンクはよくあいます。

アイソレーションタンクに入って究極のマインドフルネス体験をすれば、日々のパフォーマンスが上がることでしょう。

リラクゼーション

続いてリラクゼーションの効果も見逃せません。アイソレーションタンクでは五感をシャットアウトし、脳のスイッチをOFFにしてくれるので体はとてもリラックスした状態になれます。

自然と副交感神経を優位にしてくれるので、リラックスしたいけどできないと課題に感じている人には役立つでしょう。他にも普段なかなか寝つけない人にアイソレーションタンクは効果的だそうです。

アイソレーションタンクに定期的に入れば交感神経から副交感神経にスイッチするトレーニングになります。

健康・美容効果

これは意外だったのですが、アイソレーションタンクは健康・美容効果もあるそうです。有名なモデルさんや女優さんが美容効果のために訪れることもあるそうです。

アイソレーションタンクの中に500g近く入っているエプソムソルトは美肌に良いらしく、英国では何百年も前から入浴時に浴槽に入れて使われているそうです。

エプソムソルトはかのエマ・ワトソンが愛用していることで広く知られるようになり、日本でも愛用者が増えているそうです。

エプソムソルトは発汗作用があり、血液の循環をよくする効果があります。そのため、腸や末端冷え性の方にも効果があります。

イメージトレーニング

最近ではプロのアスリートがイメージトレーニングに集中するために利用するケースも多いのだそうです。

特に最近になってスポーツにおけるイメージトレーニングの重要度は高まっているそうで、オフシーズン中にイメージトレーニングのためにアイソレーションタンクを利用するようです。

かのNBAを代表する選手であるステフィン・カリーもイメージトレーニングのためにアイソレーションタンクを使っているらしく、海外ではアスリートによるアイソレーションタンクの利用が増えているそうです。

日常生活では自宅であっても自分の思考に集中するのはなかなか難しいものです。いつ電話がかかってくるか分かりませんし、家族が帰宅してくるかもしれません。部屋を眺めていたら急に掃除したくなるかもしれません。

かといって森に入ったところで雨が降ってきたり虫に刺されて思考をかき乱されることは容易に想像できます。

外的刺激を遮断してくれるアイソレーションタンクはイメージトレーニングに最適な環境なのです。

アイソレーションタンクに入る流れ

続いてアイソレーションタンクに入る流れを簡単に整理しましょう。

  1. 1時間以上入るので、水分補給とトイレを済ませます
  2. シャワーを浴びて全身を洗います。メイクもここで落とします
  3. 水溶液は傷があるとしみるので、ワセリンを塗ってガードします
  4. コンタクトレンズやアクセサリーを外し、耳栓を付けます
  5. 全裸になってアイソレーションタンクに入ります
  6. 内側から扉を閉めて時間になるまでアイソレーションタンクで過ごします
  7. 時間終了10分前に音楽が流れるので、それを合図にアイソレーションタンクから出ます
  8. もう一度全身を洗ったら終了です。耳の中にエプソムソルトが入るので耳の中はしっかり綿棒で拭きましょう

アイソレーションタンク内には緊急ボタンが設置されており、ボタンを押すとすぐにスタッフさんが駆けつけてくれます。内側からライトのON/OFFを操作することもできます。

内部には真水とタオルが置いてあり、水溶液が目に入ったときに洗うことができます。

アイソレーションタンクに入ってみた様子

それでは実際にアイソレーションタンクに入ってみた様子を順を追ってみて行きましょう。これで具体的なイメージが湧くはずです。

▼「COCORODO」は東京メトロ有楽町線「辰巳」駅から徒歩6分、りんかい線「東雲」駅から徒歩8分の綺麗でアヴァンギャルドなビルに入っています。

フロート・アイソレーションタンクサロン【COCORODO】外観

▼アイソレーションタンクはもちろんですが、待合室からして洗練されていて、とても好印象です。デリケートな私でもとても気に入りました。

アイソーレーションタンクCOCORODO待合室

アイソレーションタンクColoradoの待合室が綺麗

▼こちらがアイソレーションタンクです。SF感があっていいですね。アイソレーションタンクは「子宮」と呼ばれることもあり、2001年宇宙の旅感がにじみ出ています。

アイソレーションタンクの外観

▼中を開けるとこんな感じです。アイソレーションタンクの中に入ると光は消えます(暗いところが苦手な人は点けたまま入ることも可能です)

アイソレーションタンクの中を開けた様子

▼アイソレーションタンクに入る前はシャワーで身を浴びて清めます。

アイソレーションタンクに入る前のシャワー

▼COCORODOさんはシャンプーやボディソープ、化粧水に至るまで高級品の「john masters organics」で統一されています。これは好感度高い!

COCORODOのシャンプーやリンス「john masters organics」その1

COCORODOのシャンプーやリンス「john masters organics」その2

▼アイソレーションタンクに実際に入ってみた様子はこんな感じです。自然に体が浮いて、顔だけが水面から出ます。耳は水中です。(写真ように水着を着ていますが、実際には裸で入ります。

アイソレーションタンクに浮かんでいる様子

▼水溶液は人肌なので、とても心地よくリラックスできます。私は1時間ほどアイソレーションタンクに入ってみました。

アイソレーションタンクに浮かんでいる様子

水溶液は体に害はないですが、目に入るととっても痛いです。アイソレーションタンク内には真水とタオルが用意されていて、すぐに目を洗えるようになっています。目に入るとこんな風に取り乱します。

アイソレーションタンク中に水溶液が目に入った様子

▼こう見ると楽しそうに見えますが、とっても痛いのです。

アイソレーションタンク中水溶液が目に入って痛い様子

アイソレーションタンクに入ってみた感想

アイソレーションタンクに1時間ほど入ってみて感じたのは「究極のマインドフルネス」だということです。

私がいつも寝る前に5〜10分行なっている瞑想とは比較にならないくらい今の意識に集中することができました。

最初は1時間も瞑想状態になるなんて大丈夫なのかと思ったのですが、実際に入ってみると時間感覚がなくなり、心地良いリラックス状態であっという間に1時間が経過していました。

アイソレーションタンクから出た後はびっくりするくらい頭がクリアになっていて、集中力がものすごい研ぎ澄まされているのを感じました。

頭をクリアにしたり、新しいインスピレーションや気づきに辿り着きたいとき、アイソレーションタンクは素晴らしい選択肢になってくれるでしょう。月一くらいで定期的に通いたいです。

▼今回体験させていただいた「COCORODO」さんでは大変きれいな環境でアイソレーションタンクを体験できるので、ご興味あれば足を運んでみてください。

東京近くのフロート・アイソレーションタンクサロン【COCORODO】

貴下の従順なる下僕 松崎より

著者画像

システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。