乗り物酔い対策になる魔法の眼鏡「シートロエン」！自動車メーカーシトロエンが発明した画期的なメガネ！

2019年9月5日投稿 2019年9月6日更新カテゴリ：便利ツール

著者: jMatsuzaki

私の愛しいアップルパイへ

素晴らしいことが起こった！これぞ人類を大きくアップグレードする偉大な発明といえましょう！

その名も「SEETROEN」（シートロエン）。フランスを代表する自動車メーカー「CITROEN」（シトロエン）が発明したメガネで、なんと乗り物酔いを抑える効果のあるメガネなのです。

私はこれまで乗り物酔いによって数えきれないほどの時間を無駄にし、気分を害し、社会を憎んで来ました。そんな私の世界観を一変させる発明になるかもしれません。

今日はレオナール藤田がかけたら似合いそうなこの最高にオシャレなメガネ「シートロエン」とその効果をご紹介します。

シートロエン…私は汝を愛する！

≫「シートロエン」の公式サイトはこちら

乗り物酔いに効く画期的なメガネ「シートロエン」

シートロエンはかけると乗り物酔いに効くメガネです。乗り物に乗っていて気分が悪くなったら、シートロエンをかけると5分〜10分で気分が良くなるとされています。

眼鏡とはいってもレンズがついている訳ではありません。その外見上の特徴はフレームの半分ほどに注入されている青い液体でしょう。また、左右にもフレームが付いており、これも特別な役割を持っているのでしょう。目が４つある人向けの商品というわけではなさそうです。

▼説明書はこんな感じです。気分が悪くなったらシートロエンをかけるだけという、非常にシンプルな仕様です。

これまで2つのモデルが出ており、白いデザインの初代に加えて、2019年5月には新型モデルとしてS19が発売されています。私は新型モデルとなるS19を購入しました

S19はデザインが青ベースに一新されており、オシャレすぎて一人で居るときにつけるのは少々気が引ける出来です。

販売開始以降、世界的に大きな話題となり即日完売となりました。日本では今でも品切れ状態が続いていて、入手困難となっています。

私は幸いドイツ・ベルリンに住んでいるので、フランスの公式サイトから購入して輸送してもらい、入手することができました。

そのため、一点注意点として、発売以降大きな話題になって品切れ状態が続いているため、偽物が多く出回っています。購入の際には偽物でないか十分に注意して選んでください。

早速使ってみたら効果てきめんで未来が明るくなった

そういうわけで、早速タクシーに乗る必要があるので試してみました。ベルリンから空港へと向かうタクシーです。

私は毎回そうなのですが、飛行機の中で睡眠をとるために前日はなるべく睡眠を短くしていきます。そのため、帰国日は寝不足状態で向かうことになります。しかもこの日は朝の便だったこともあり、空腹状態でした。

乗り物酔いする人が皆そうなのかは分かりませんが、寝不足と空腹は私の経験則からして乗り物酔いする最悪のコンディションなのです。

しかも、ドイツのタクシーは日本と比べると運転が荒く、より乗り物酔いしやすい傾向にあります。

そのため空港までのタクシーはいつも即乗り物酔いして、しかも下車した後も30分くらいは体調が悪くなります。ここでシートロエンの出番です。

今回もいつも通り絶不調の状態でタクシーに乗り込みました。シートロエンの使用法としては気分が悪くなったら眼鏡をかけるのですが、今回は乗る前からすでに若干気持ち悪かったので、タクシーに乗って1分ほどでシートロエンを装着しました。

▼しかもせっかくのシートロエンデビューなのでスマホいじりまくり、恐る恐る本まで読んでしまいました（普段なら自殺行為なので絶対にやりません）。

結果として、本当に乗り物酔いしませんでした。明らかにいつもよりも気分がよかったです。寝不足&空腹の最悪のコンディションで、かつドイツのタクシーで、かつスマホや本を読んでいる状態であることを考えると奇跡です。

タクシーから下車した後も気分の悪さはなく、爽快でした。これはモーセが海を2つに割ったとき以来の奇跡と言って良いでしょう。

眼鏡を装着したときの感覚ですが、眼鏡をかけて数分後に平衡感覚が矯正される感覚というか目の前の風景にピントが合うというか、そんな不思議な感覚を覚えました。これは眼鏡を外した後もそうで、眼鏡を外して数分後に同じく不思議な感覚を覚えました。

おそらくこれがシートロエンの効能の一環なのでしょう。この不思議な感覚の直後、気分がふっと楽になる瞬間がありました。

正直なところ、劇ダサの丸いフレームに青い如何わしい液体を入れただけのちゃっちい眼鏡にあまり期待はしていませんでした。自腹で購入し、アフィリエイトや広告料がある商品でもなく、もちろんスポンサーなわけでもない会社ですから、過酷な環境下で使って見事に車酔いして吐いたりしたらそのまま美味しいネタとして赤裸々に綴ってやろうとすら思っていたのですが、良い意味で期待を裏切られました。