私の愛しいアップルパイへ
アンビリーバブル!この半年で革命的にできることが増えました。4ヶ月ほど前に習慣の連鎖反応を起こす鍵となる数字を発見したかもしれないので、その実践を続けてきたのですがやはり素晴らしい効果をもたらしてくれています。
具体的には2020/7/25よりタスクリスト(=今日やることリスト)のタスク先送り数を0にすることを徹底し、100日以上継続しています(本日2020/11/08時点で108日継続中)。
先送り0とはつまり、朝に今日やることリストに登録した予定タスクを未着手で削除したり日付を変えたりすることなく、漏れなく実行することを指します。(ただし、切りの良いところまで完成させる必要はない)
これは決して難しいことでも複雑なことでも無いとおもいます。今日やることリストにタスクを1つしか書かなければ、タスクを1つ実行すれば先送り0だからです。しかし、これを継続することには驚くべき効果が眠っています。
今日やることリストの先送りタスク数0を100日徹底して得られた効果
先送り0を100日以上続けてみて体感している効果は大きく3つあります。
- 現実的な計画だからやる気が出る
- 少しずつリストが育ってできることが増える
- 書いてあればやるので締切に追われなくなった
なぁに焦ることもありませんから、1つ1つ見ていこうではありませんか。
現実的な計画だからやる気が出る
第一に、先送り0を実現できるタスクリスト(=今日やることリスト)というのは、現実的であるため、やる気を引き出してくれます。これは初日から体感できる即効性のある効果です。
終わるか分からないタスクリストや、今日やること以外もすべてが書き出されたタスクリストではなく、今日はここまでやると明確に線引きし、かつそれが現実的に実行可能なものである場合、仕事に取り組むやる気が大きく高まります。
結局のところ、最もやる気が出るのは情熱的な時でもやりたいことをやっている時でも、目標に向かっている時でもなく、予定通りに進んでいる時なのです。
少しずつリストが育ってできることが増える
第二に、毎日確実に実行できる計画を作っていると、自然とそのリストが育っていき、できることが増えていきます。基本的には同じ量をこなそうと思っているので不思議なことですが、毎日ほとんど同じようなリストを作っているつもりが、少しずつリストが育っていくのです。
毎日完全に同じにするのではなく「ほんの少しずつだが今日はこれを追加してみよう」とか「今日はここをもっと難易度を上げてみよう」と考えるためでしょう。
それでも先送り0が前提なので、実際に変化するのはほんの少しです。この”ほんの少し”が重要で、ほんの少しの変化が積み重なっていくと、100日経った頃には全くリストの内容が変わってくきます。
それはタスク数を見ただけでも明確で、先送り0を徹底し始めた頃は1日のタスク数は平均50程度だったのですが、今では毎日平均100くらいいくのです。(使っているツールはTaskChute Cloud)
書いてあればやるので締切に追われなくなった
第三に、ここまで続くとリストに書いてあることは絶対に手を付けようというマインドになるので、締切のある仕事に即座に手をつけられるようになり、締切ギリギリで焦るようなことがなくなりました。これは仕事の生産性を大きく上げてくれています。
以前は締切のある仕事こそ早く手をつけねばならないと頭では分かっていても、正直なところリストに書き出したタスクを先送りしてしまうことが多かったのです。普段のルーチンをこなすことを優先してしまい、新しくリストに入ってきたことはつい手をつけるのが億劫になって先送りしてしまっていたのです。
今ではリストに書き出したものはとにかく1分でも手をつけることを義務付けているので、スモールスタートで初めて毎日ちょっとずつ進めるのが本当に上手くなりました。
スモールスタートで今日やることリストを少しずつ育てる
このように、先送り0を前提としたタスクリスト(=今日やることリスト)は素晴らしい生活の変化をもたらしてくれました。
先ほど掲載した画像はリストに100近いタスクが登録されているのですが、ここで大事なのは実行可能な量だけリストアップしておくことです。そのため、最初は確実にできるタスク数だけに絞ることが何よりも重要です。
私自身タスクシュートを始めた頃のタスク数は2つだけでした。これを少しずつ育ててきて現在100になっているので、これから始めるのであれば今日やることリストに登録するタスクリストは私と同じように2つか3つくらいがちょうどいいのではないでしょうか。あなたほどのお方であれば5つでも良いかもしれません。
いずれにしても確実にできるだけの量を事前に今日やることリストに登録することが大切です。それを守っていけばリストは育ちます。逆に、実行できない量のタスクを入れてしまうと、なかなかリストが育たずに生産性が安定せず場当たりな仕事を続けることになります。
先送り0をルール化し、スモールスタートで今日やることリストを少しずつ育てる習慣は、きっとあなたの日常にも素晴らしい活力を生んでくれるでしょう。
貴下の従順なる下僕 松崎より