私の愛しいアップルパイへ
本日8月1日はこの愛すべきブログjMatsuzakiの誕生日です。私がはじめてjMatsuzakiと名乗りはじめたという意味では、jMatsuzakiの誕生日でもあります。
▼以下の記事でもお話したとおり、この日は私にとって「私はもう二度と自分の夢を恥ずかしがらない!」と決意した日です。
ですから、毎年8月1日は「恥ずかしげもなく夢を語る日」とすることにしました。では、この記念すべき日に我が夢を語りましょう。
8月1日は恥ずかしげもなく夢を語る日なので、jMatsuzakiの夢を語ります
人生の真の喜びはなにか?私は確信しています。「夢と情熱」です。
物心ついたころ、私にとって人生ってやつはひどく窮屈なものになっていました。魔女狩りを恐れる村人のように、他人の一挙手一投足にビクつきながら生きていました。常識の囁くとおり、脱線してはいけない。期待に応えなければいけない。我慢しなければいけない。ってな具合です。
救いが訪れたのは音楽と出会った時でした。私の愛したロックスターたちだけは、私の世界のルールに反して、自分自身を恥ずかしげもなく解放していました。我武者羅で、無我夢中で、利己的でした。
彼らの中に私は生まれてはじめて自由と情熱を見たのです。それは人生の希望でした。いつしか私も彼らのようになりたいと思うようになったのは、偶然ではなく必然だったのでしょう。
物語はここで終わりません。幼いころに夢みた世界は、石臼ですり潰されたドングリのように、少しずつ少しずつ粉々に砕かれていきました。私はいつしか大好きなおもちゃを箱に詰めて押入れにしまったまま忘れてしまった子供のように、夢を安易に放り投げてしまいました。
夢を人に語ることを控えるようになり、人並みの成績を残せるだけの冷静な「分かってる奴」を演じるようになりました。ある日、10年後の生活を想像してみたんです。そうしたら…反吐のでるようなイメージがウジのように湧いて出てきやがりました。こんなものはクソ食らえだと叫びそうになりました。失礼、汚い言葉を使ってしまいました。
賢い選択を積み重ねてきたはずが、すっかり情熱の失われた人生になってしまったことに絶望したのです。
私は頭の片隅では自分の本心に気がついていました。夢から目を背けていたことにです。私はただ怖かったのです。本当の自分を知ることが。または失敗して惨めな暮らしをすることが。ですから、片目を瞑って生きていたのです。しかし、いったい今さらなにをすればいいというのか…?
私には幼いころからの諦めきれない夢に向かう情熱が必要でした。そして、夢を現実的に実行に移していけるだけの情熱の維持が必要でした。いったい、どうやって?それは、この愛すべきブログに書き綴ってきた千を超える記事にあるとおりです。
人生の真の喜びってやつは夢と情熱です。ですから、夢と情熱が軽視され、忘れ去られ、あげくはそれこそが賢い大人の選択だとすら嘯く世界に腹がたちます。
しかし、いきなり世界を変えることはできません。とはいえ、愚痴を言ってるだけでは無意味です。ですから、私のまわりから変えていくことにしました。人生の最大の嘘は「どうせ分かってもらえないのなら言うだけ無駄だ」なんて虚妄に逃げこむことです。
私の夢は、(かつてjMatsuzaki少年が渇望したであろう)私たちが泥臭くも前のめりに夢と情熱に熱狂できるjMatsuzaki村を作ることです。本当の自分を知る恐怖を前に逃げ出すこともなく、嘲笑に打ち負かされることもなく、社会的な正統性に胸を苦しませることもなく、諦めきれない夢に向かって情熱を解放できる場所を作ることです。
過去や未来や他人のために自分を抑圧するのではなく、今この瞬間に夢と情熱を解放するダイ・ハードな夢想家たちを集めた村です。「まだはやい」も「もうおそい」もない、ただ「いまだから」だけが存在するjMatsuzaki村です。
そのような場所があれば、私たちにとってどれほど人生の糧になるでしょうか。いえ、それこそが本当に人生そのものを味わうことになるって確信しています。
それは実際の場所かもしれませんし、移動式のものかも知れませんし、もっと仮想的なものかもしれません。jMatsuzakiソングやjMatsuzakiバンドをはじめ、この愛すべきブログに書き綴ってきた夢実現のドキュメンタリー、ラジオやライフエンジンやサマーハックといったものの組み合わせかもしれませんし、それらすべてを統合したものかもしれません。
夢と情熱に熱狂できるjMatsuzaki村。もしそんな場所を作れたとしたなら、、、朝一でキレの良い大便が出たときのように、いつになくスッキリした気分になれるはずです。
多くの人は、口からでた言葉は過去に捨て置いて忘れ去られると思っているようですが、言葉は口からでたその瞬間から未来を形作っていくものです。
私の夢はもうお話しました。次はあなたの夢をお聞かせください。ブログでも、SNSでも、手紙でも、会話でも。なんてったって今日は「恥ずかしげもなく夢を語る日」なのですから。
貴下の従順なる下僕 松崎より