私の愛しいアップルパイへ
在宅勤務ではスタンディングデスクが有効なことは在宅勤務にスタンディングデスクが最適な理由に書いたとおりです。しかし、スタンディングデスクは最初はハードルが高いかもしれません。
その際たる理由は単純に疲れることです。仕事するのが嫌になるほど立ち疲れてしまうかもしれません。いいえ、最初はきっとそうなるでしょう。
私自身、これまで何度もスタンディングデスクの導入にトライしてきたのですが、その度に体の疲れがしんどくなって挫折することを繰り返してきました。
最初は新鮮さから楽しく取り組むのですが、慣れてくるとともに立ち作業による疲れた作業効率を落としている気がして、嫌になってやめてしまうのです。
しかし、今回は数ヶ月にわたって一日中スタンディングデスクを使い続けられています。冒頭の画像は私の現在の作業デスクで、もう椅子は置いてありません。
スタンディングデスクを使うことによる疲労感はなくなりましたので、おそらくこれからもスタンディングデスクを止めることは当面無いでしょう。
在宅勤務で一日中スタンディングデスクを使って作業しても疲れなくなるコツ
どうやって一日中スタンディングデスクで作業しても疲れない体になれたのか?私がそのために特に役立ったと感じていることが3つあります。
- とにかく3週間続ける
- ポモドーロ・テクニックを活用する
- 筋トレビッグ3を習慣づける
とにかく3週間続ける
第一に、スタンディング・デスクで作業するリズムに慣れることです。体育会系の解決策で少々気が引けるのですが、まずは3週間はどうにか続けてみることです。
続けていく中でどのくらい立っていると体が疲れるのか、どのくらい立ち続けていられるのか、立ち続けているとどんな影響があるのか、こういったことが見えてくるだけで継続は簡単になります。
そのためには、最低3週間はスタンディングデスクでの作業を続けてみることです。間違いなく最初は辛いです。それを受け入れましょう。
しかし、3週間が経つ頃には最初と比べるとずっと楽に感じるはずです。少なくとも疲れることに慣れてきます。また、うまくスタンディングデスクで作業しながらうまく回復を取る方法も自然と身についてきます。
徐々にですが、確実にスタンディング・デスクでの作業は楽になります。まずは3週間は修行だと思って続けてみましょう。
ポモドーロ・テクニックを活用する
第二に、時間管理テクニックとしてポモドーロ・テクニックをオススメします。ポモドーロ・テクニックは25分集中したら5分休憩するメソッドです。
スタンディングデスクにポモドーロ・テクニックが向いているのは、コンスタントに短い休憩を挟むことが有効に機能するためです。特に最初は立ち作業を続けているうちに疲れ切ってしまい、嫌になりがちです。
こまめに休憩を取れば、作業し続けるよりもずっと長く仕事ができます。同時に、こまめな休憩は集中力を維持するためにも有効です。
ポモドーロ・テクニックはスタンディングデスクで作業室続けてノックダウンしてしまうような事態を予防できます。
筋トレビッグ3を習慣づける
第三に、筋トレビッグ3と呼ばれるトレーニング「ベンチプレス」「デッドリフト」「スクワット」に定期的に取り組むことです。
これが一番大変な習慣ですが、スタンディング・デスクで一日中仕事しても疲れない身体になるために一番有効な取り組みでした。
私はスタンディング・デスクの使用とほぼ同じ時期に筋トレを始めました。時間が経つにつれて筋トレの効果によって、驚くほどスタンディング・デスクでの作業が苦でなくなりました。
具体的には筋トレビッグ3と呼ばれる「ベンチプレス」「デッドリフト」「スクワット」を週に2回の頻度で、1回40分程度取り組みじめました。この3つのメニューはスタンダードなトレーニングなので取り組みやすく、また大きな筋肉に作用するので効率的に鍛えられるのが特徴です。
筋トレは少々大変な習慣に違いありませんが、その労力を補って余りあるリターンを提供してくれます。
幸いなことに、私にとってこのプロセスは思ったよりも辛いものではありませんでした。筋トレで足腰が鍛えられ、スタンディングデスクで継続的に作業できる時間が日に日に長くなっていくプロセスを楽しめたからです。
スタンディングデスクに最適化したワークスタイルがもたらしてくれたもの
これらの習慣は単にスタンディングデスクで作業し続ける以上の、総合的な効果をもたらしてくれました。
スタンディングデスクで作業し続けられるくらいに最適化されたワークスタイルは、エネルギッシュな日常をもたらしてくれました。
人間を構成する四つのエネルギーの中でも、肉体のエネルギーはエネルギーの総量を決める根幹をなすエネルギーだからです。
それはスタンディングデスクで作業することを超えて、驚くほど多くのものをもたらしてくれました。これはきっと私だけでなくあなたの役にも立つと確信しています。
貴下の従順なる下僕 松崎より