20代のうちにやっておくべきだったことを33歳の俺がガチでまとめる

▼本記事の動画版もご用意しましたので、私の魂の叫びを聴きたいグルメな方はこちらをご覧ください。

私の愛しいアップルパイへ

あなたは私のことを永遠のティーンエイジャーだと思っているかもしれませんが、実は先月わたくしjMatsuzakiめは33歳になりました。30代も3年が過ぎ、20代というものの位置づけを冷静に振り返るようになってきました。

よって、ここらで今20代というものを振り返って20代のうちにやっておくべきだったと強く感じたことをまとめておこうと考えた次第です。なぜかって?なぜなら私は紳士だからです。さ、マスター、彼女にマティーニを一杯おごってやってくれ。

20代のうちにやっておくべきだったことを33歳の俺がガチでまとめる

それでは早速本題に入っていきましょう。リッスン!

(静かになる)

自分を徹底的に観察して才能に気づく

自分の強みや才能は人生の扉を内側から開く鍵です。ですから、自分の才能に関する知識は20代のうちに知っておきたい最優先の貴重な情報です。自分の才能に関する情報は、情報社会と言われる現代においてもググりようがない情報だからです。

なるほど、あなたの言いたいことは分かります。この主張にはなんの意外性も無いってことですよね。自分の長所や強みを理解することの大切さは、至る所で言われています。就職活動中の面接でよく聞かれる質問の筆頭ですし、強みを診断してくれるテストは世に溢れています。

私がここで言いたいのはそれらではまったく不十分だということです。唯一無二の才能、資質、強みといった類のものは自分のほんの些細な無意識の反応のうちに表れます。ほんとうに自分の才能を知ろうと思ったら、お金を出せば誰でも受けられるテンプレ化された診断テストの結果よりもずっとミクロなレベルでの理解が必要です。私はそれが長らく分かっていませんでした。

私が本当の自分の才能に気づくことができたのは、1日の行動ログを1分単位で記録し、それをつぶさに振り返る習慣によってでした。ほんの些細な行動の1つ1つを振り返って、自分の行動特性に対する知識を深めていったのです。そうして得られた知識は一般的に就職活動の面接での回答や、血液型診断よりちぃとばかしマシな強み診断テストよりもずっと詳細で活きた知恵になります。

▼才能の見つけ方については以下でもお話ししておりますので、ご参考ください。

才能や強みの見つけ方4選

ネクストッ!

タスク管理を身につける

私が本格的にタスク管理やスケジュール管理などのセルフマネジメントに関する知識と技術を身につける必要性を理解したのは20代の後半に差し掛かった頃でした。この知識と技術は私に多くをもたらしてくれました。

というのも、才能や資質は理解しただけでは意味がなく、自分自身を適切に使えるようになって初めて効果を発揮するからです。

ですから、自分自身を適切に使えるようになるためのタスク管理を筆頭とした知識と技術の有無が、人生においてどれだけのことを成し遂げられるかを間違いなく左右します。

タスク管理に関する知識はインターネット上にもたくさんありますし、「GTD」や「ポモドーロテクニック」「マニャーナの法則」など、体系的に整理されたメソッドもあります。自分に合ったものを探して身につけると良いでしょう。なかでも私がオススメする究極のタスク管理・時間管理メソッドは「タスクシュート時間術」です。

▼タスクシュート時間術に基づいて私が開発したサービスもあります。

▼ちなみに、私が取り組んでいるタスク管理の全体像は以下が詳しいです。

秘伝!私が6年間で作り込んだ7階層式タスク管理の仕組み

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第二・第三言語を習得する

グローバルの時代と言われて久しいくらいですから、あなたほどの賢人であればあらためて言われるまでもないかもしれませんが、私はひどく後悔したのでお話しておきます。第二言語、第三言語を習得することは才能にレバレッジをかけるシンプルにして最強の方法の1つです。

私は昔から英語に苦手意識があり、言語の習得を避けてきました。しかし、20代後半に入って、文字通り24時間世界中が繋がっている世の中を眺めてみて、これは苦手だからといって避けて通れるものではないと悟りました。今ひぃひぃ言いながら勉強しておきます。

言語の習得に近道はなく、単純に勉強時間の蓄積がものをいいますから、なるべく早いうちに語学の学習に投資しておくことを強くオススメします。語学留学もオススメです。私みたいになりたくなくば…!

第二言語としての英語はもはや当たり前として、自分の活動分野に応じて英語以外の言語も貪欲に習得していくと良いでしょう。私はヨーロッパの文化、特に芸術や音楽における選択肢を増やしたかったため、今は英語と並行してドイツ語を学んでいます。

▼私がフィリピン・セブ島で一ヶ月間の語学留学した感想は以下にまとまっているので、ご興味あればこちらもどうぞ。

QQ Englishで1ヶ月間フィリピン・セブ島へ語学留学行ってみた成果と感想

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ビジネス書の王道を読んでみる

これも私の先入観によって後々激しく後悔したのでお話しておきます。それはベタなビジネス書の王道を読んでおくことです。これは決してよく知られるビジネス書はビジネスの場での共通知識だからなんて理由ではもちろんありません。

これまで数えきれないくらい出版されており、今でも毎年数えきれないくらいのビジネス書が出版されている中で、「王道」と認められたビジネス書にはやはりそれだけの含蓄があります。

実のところ私は20代の後半になるまでビジネス書の類は1冊も読んだことがありませんでした。理由は2つあります。

第1に、ビジネス書の俗っぽさを毛嫌いして手を出したくなかったこと。第2に、読書といえば仕事以外のプライベートの時間を費やすことになる訳ですが、そんなプライベートの時間まで仕事のために使いたくないと感じていたためです。

しかし、20代後半に差し掛かり自らのキャリアプランを、引いては人生をあらためて真剣に考える必要性に駆られて、初めてビジネス書の類を手に取りました。「原因と結果の法則」やら「7つの習慣」やら名の知れた本をかたっぱしから読み始めました。それらはさすがは王道と呼ばれるだけの本であり、私の人生に素晴らしい指針を与えてくれました。

ビジネス書を読むなんてクソ真面目な昭和のサラリーマンか、仕事のできないサラリーマンが現実逃避のために読んでるのだろうなんて、軽率にレッテル貼りしていたそれまでの自分を心底恥じました。

▼ちなみに、私がオススメするビジネス書10選は以下にまとまっておりますので、ご興味あればご一読ください。

厳選!我が人生をまるっきり変えてしまった本10選!

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一般的なITに関する知識を深める

私は26歳の頃に新卒で働いていた会社を飛び出してフリーランスとして働き始めました。

会社を設立して経営者になるまで6年ほどフリーランスを続けてきましたがやはりフリーランスは会社の後ろ盾がない分、常に不安定な収支と向き合う生活でした。収入がなくて貯金がなくなりかけたのは1回や2回ではありません。

それでもどうにか食いっぱぐれなかったのは私が幸いにも元システムエンジニアであり、ITに精通していたためでした。

ITはもはや専門職というよりは基礎教養になっています。ITに精通していればどんな分野でも一歩先を行けます。プログラミングができれば当面食いっぱぐれることはないでしょう。逆に、ITに疎い場合には仕事にならないので、現場からはじき出され兼ねません。

誰もがプログラミングできるようになった方がいいとは言いませんが、プログラミングはできずとも自分のサイトを自分で制作したり、オンラインでプロジェクトを回したり、様々なサービスを駆使して商品の販売をしたりといった知識は求められるでしょうから、なるべく実践的な知識を早めに得ておくと良いでしょう。

▼IT知識の習得に関しては以下の記事でも扱っておりますので、ご参考にどうぞ。

フリーランスになる前に勉強しといて一番役立ったのはITの技術だったな

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直接会って話せるロールモデルを見つける

振り返ってみたときに、20代後半にロールモデル(自分が目指している分野で模範となるような先人)を見つけられたことが、人生を加速度的に前進させてくれました。なかでも、直接会って話せるロールモデルの方を見つけられたことが鍵となりました。

自分がやりたいと考えていることを実際に実現しているロールモデルとなる人が居るならば、その人に学ぶことが一番の近道です。ロールモデルは1人でなくても構いません。分野ごとに別の人をロールモデルとしても良いでしょう。

そして、ここが重要なのですが、その人に直接会うことができて話すことができるならば、必ずそうするべきです。その方が本を出されていたり、頻繁に情報発信されている方だったとしても、直接会って話しましょう。

その人の立ち振る舞いの1つ1つ、会話の受け答えの1つ1つから学べることが多くあります。そして、その多くは文章化し難い非言語の分野なのです。直接会って話すことで、文章などからはまったく見えなかった新しい知恵が受け取れます。

もちろん最初は直接会って話せる関係性にないことがほとんどでしょう。ですから、その人が講演をやっているのならお金を出して直接会いに行きましょう。懇親会があるなら出席しましょう。1秒でも話せる機会があるならば、そうしてみましょう。時間をかけてでも少しずつ距離を縮めていきましょう。そうするだけの価値は間違いなくあります。

私自身、極度の人見知りなため、それこそロールモデルと感じられるような尊敬する人と直接会うのは非常にハードルの高いことでした。しかし、それでも生で会ってみたいと感じ、腹を括って直接イベントに足を運んだことが大きな一歩となりました。それは素晴らしく賢明な決断でした。

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夢や目標は周囲に気軽に言いふらす

夢や目標というと、恥ずかしさから誰にも言えないことは少なくないでしょう。しかし、20代の若い頃ほど夢や目標を宣言した方が効果的です。

恥ずかしげもなく夢や目標を宣言すると、周囲から「この人は ○○したい人なんだ」と認知してもらえます。これが大切で、やりたいことが明確だと機会を与えてくれる人が増え、自然と支援者・協力者が集まってきます。結果としてやりたいことへと至る多くの選択肢を得られます。

逆に最悪なのが我慢して続けることです。我慢して続けている人は我慢している分野でキャリアが積み上げられていくため、そのキャリアから抜け出せなくなっていきます。我慢しているので大した結果も出せず、しかも知識と技術が我慢して続けてきた分野に偏向するので、方向転換も難しくなります。まるで蟻地獄です。

人が良い人は夢や目標を宣言してやりたいことをやるのは傲慢だと感じ、つい口に出すのを控えたり恥ずかしがったりするかもしれません。しかし、そんな必要はないのです。そもそも、夢や目標を宣言することは周囲にエネルギーを与え、他人を勇気づけする効果があるのですから。

やりたい目標は宣言するとうまくいく5つの理由

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無意味な遊びに没頭してみる

私自身の失敗談として、10代〜20代前半の頃に自分の目指すべき方向性を明確にして、計画を立て、そこに向かってトラックのごとく突進していくことが最良の戦略だと勘違いしていました。

しかし、それは結果的に視野を狭くし、目的地へと向かう無数の可能性の芽を潰すことにもなっていました。私は目的のあること、必要なことにばかり囚われて、狭く限られた選択肢の中でジタバタと踠いていたのです。

名著「仕事は楽しいかね?」に書かれている通り、必要は発明の父かもしれませんが、偶然は発明の母なのです。方向性と計画にばかりとらわれていると偶然がもたらしてくれる偉大なパワーを軽視することになります。

では、偶然のパワーを活用するためにはどうすればいいのでしょうか?それは遊ぶことです。目的のない行動、規格外の動き、つまり遊びによってもたらされる偶然のパワーを上手く扱えるようになると、人生でより多くのことを成し遂げられるようになります。ですから、成功よりも機会を愛することです。

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SNS・ブログで情報発信する

20代後半になって些細な実験の1つとして始めたのがこの愛すべきブログとSNSでした。会社の従順な社員の1人として働いていた私には、それまで自分の名前を出した情報発信するなどと言う発想は全くありませんでした。

しかし新卒で就職した会社で5年ほど働いた頃にこのままではいけないと言う猛烈な危機感に襲われ、さまざまな情報収集の先にたどり着いたのが個人名を出して情報発信を試してみることでした。それはその後、素晴らしい形で実を結びました。

まず文章化の習慣は私を適切に成長させてくれました。その上で私はそれまで出会うことのなかった様々な社外のつながりに恵まれることになりました。結局のところそれが私のキャリアに素晴らしい柔軟性をもたらしてくれたのです。

情報を発信してインターネット越しに信頼を積み重ねていくことは、今やどんな分野のビジネスにも求められることです。私のようにフリーランスや経営者として働く者ならもちろんのこと、サラリーマンとして働く上でも必要不可欠な知識になってきています。

情報発信には単なる頭の中の整理や金儲けをする以上に素晴らしい価値が眠っています。それは決して大げさではなく人生を変えるレベルのものです。私は20代後半になって危機感に駆られて情報発信を始めましたが、できればもっと若いうちから情報発信のノウハウを身に付け駆使できるようになっていればと今になって思います。

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働き方の実験をどんどんする

現代が劇的な変化の真っただ中にあり、働き方の正解が分からない時代にいるのは言うまでもありません。そんな時に大切なのは、先入観を捨てて数多くの働き方の実験をしてみることです。

これは働き方についても遊びが重要ということでもあります。数多くの種類の職を経験するというだけでなく、仕事にならなそうな仕事にどんどん取り組んでみましょう。

特におすすめなのは特定の会社のもとで働くだけでなく、自分の名前で商売してみることです。これはフリーランスになれというわけではなく、会社に所属しながらでも可能なことです。今や誰でもインターネットを使って世界に向けてサービスや商品を売れる時代ですから、使わない手はありません。

生身で商売して手に入れたノウハウはその後様々な分野で応用できる活きた知恵になります。もし私が20歳に戻れるとしたら、まず真っ先に自分の商売を始めてみることでしょう。

ネクストッ!

本当の意味で他人の話を聴く方法を会得する

20代後半になってようやく意味を理解したのが本当の意味で人の話を聴く方法と、そのパワフルさです。

本当の意味で話を聴くと言うのは他人の話を勝手に解釈せずに、あるがままに聴くということです。自分の視点ではなく相手の視点で物事を見て、相手を理解することです。

私はそれまで人の話を聴いていると思っていたのですが、実際には人の話を聴くというよりは、次に自分が話すことを考えてばかりいました

私は自分だけを特別扱いし、自分の色メガネを通して人の話を聴き、表面だけの相づちを適当に打ち、裁判官のように良し悪しを評価していました。この習慣がいかほどに自分の人生の可能性を潰してきたか気づいた時にはえらく後悔しました。

本当の意味で人に興味を持って、人の話を楽しく聴くコツを掴めると一気に視界が開けます。自分では気づくことのできない情報を得られると共に、より良い人間関係を構築してシナジーを起こす術になります。

私は20代後半になるまでよく分かっていなかったのですが、「傾聴」の技術をはじめとして、世の中には本当の意味で人の話を聴く方法についての情報や知識や技術がたくさん存在します。早いうちからその意義と方法を身につけておくことは、違いを生む決定的な習慣になります。

ネクストッ!

30代は自由度が上がってめちゃくちゃ楽しい!

最後にお伝えしたいのが、30代は自由度が上がってめちゃくちゃ楽しいってことです。

実はかつて私がピッカピカのティーンエイジャーだった頃、30代ってのは人生の墓場なのではないかと考えていました。社会に出てやりたくもない職について日々蟻のように働くという、まるでシーシュポスの神話のような生き方になるのではないかと考えていたのです。

しかし、蓋を開けてみたら30歳になってから右肩上がりに人生が楽しくなっています。仕事がつまらないとかやりたくないどころか、遊ぶように働けているので毎日が楽しみに満ち溢れています。予想を超えた未来が待っていると確信しているので、未来も希望に満ちています。かつて空が落ちてくると怯えるチキンリトルみたいに嘆いていた昔の自分に30代はこんなにも楽しいんだと教えてあげたいです。

30代に入ると20代よりも精神的に成熟してきて、周囲との競争や渇望に振り回されなくなります。また、現実的に自分が持てる選択肢が増えてくるので、これまで妄想の世界だったことが続々と現実化できるようになってきます。結果、予想を大きく超えて人生が楽しいです。

今回あげた項目は、積み重ねによって30代でさらに右肩上がりの人生が築けると私が考えるものをまとめてみました。参考になったなら幸甚です。

貴下の従順なる下僕 松崎より

著者画像

システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。