睡眠の質をあげるべくカフェイン断ちすることに決めた3つの理由

私の愛しいアップルパイへ

睡眠!これこそ生活の質を上げるために真正面から向き合わないといけないことの1つでしょう。かくいう私も日々の生産性を上げるべく睡眠についてはいつも試行錯誤を繰り返しています。

そんな私が最近読んでいるのは「SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術」という本で、上質な睡眠の取り方を科学的見地から解説してくれる一冊です。

本書を読んで軽いカフェイン断ちを試してみることにしましたので、あなたにもお知らせせねばなりません。

カフェインを断つことにした3つの理由

本書によれば、カフェインとは体をリラックスさせるために分泌されるアデノシンと結合し、体の疲れを感じさせないようにするそうです。また、睡眠を阻害するホルモンであるアドレナリンとコルチゾールの分泌を促します。

カフェインは効果が半減するまでに5〜8時間かかるため、カフェインを取り過ぎたり寝る数時間前にとったりすると体のリズムが壊れてしまうわけです。

私がカフェインを断つことに決めた3つの理由をお話ししましょう。

寝つきの悪さを解消するため

私はどちらかというと寝つきが良い方ではありません。眠いと思ったのに布団に入ったらみるみるうちに目が冴えてきて、結局明け方まで眠れない夜を過ごしたなんて経験は山ほどあります。

原因はいくつか考えられるものの、その1つとして目をつけたのがカフェインでした。本書を読んで、思えばあまりにも無計画にカフェインを摂取していたことに気がついたからです。

いままでは朝、昼、晩でコーヒー1杯飲むのが日常で、多いときにはもっと飲んでいました。これは明らかにカフェインの取りすぎで、睡眠の質に悪影響を与える数字です。

カフェインの力を100%活用するため

本書ではカフェインを完全に否定しているわけではありません。賢く摂取してパワーの源としての良い効果を得るように勧めているのです。

毎日大量のカフェインを摂取しているとカフェイン依存を招きます。早ければ12日で習慣になってしまうそうです。

そうなると体がカフェインに慣れてしまい、本来の効果を得られなくなってしまいます

カフェイン断ちしてからだからカフェインをきちんと抜くことで、次にカフェインを摂取したときにはカフェインの良い効果を100%得られるようになるのです。

「やらない力」の意志力を鍛えるため

人の意志力の働きについて論じた「スタンフォードの自分を変える教室」では、人の意志力には「やる力」「やらない力」「望む力」の三種類が存在すると書かれています。意志力は筋肉と同じように、使わないと衰えていくそうです。なかでも「やらない力」は意識的に日常に取り入れないとおざなりになってしまうので気をつけています。

今回のカフェイン断ちも「やらない力」を鍛える取り組みの一環として適していると感じたため、挑戦してみることに決めました。

ちなみに、ついこの前まで1年間の禁酒にチャレンジして成功したところです。禁酒については以下の記事でも書いているので、ご興味あればどうぞ。

私が1年間の禁酒に取り組みはじめた3つの理由

カフェイン断ちの効果に期待!

カフェイン断ちといっても完全に断つわけではなく、「Sleep」に紹介されている週にコーヒー2杯というペースを採用してみます。

これならカフェインへの依存を最小限にしつつ、集中力や注意力を上げたりしてくれるカフェインの良い効果を活用できるのだそうです。

とはいえ、毎日3杯もコーヒーを飲んでいた以前の私の生活と照らし合わせてみると、大きな変化になります。

適切な量のカフェインを取るようにコントロールしたらどのような良い影響があるのか楽しみです。

効果のほどはまたお知らせするので、お楽しみに。

▼また、カフェイン断ちのきっかけとなった「SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術」は他にも睡眠の質を上げる実践的な方法がいくつも書かれているのでオススメです。

貴下の従順なる下僕 松崎より

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システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。