Airbnbホストとトラブルに見舞われないよう注意すべき6つのコツ

私の愛しいアップルパイへ

(前回までのjMatsuzaki:ドイツ・ベルリンへ意気揚々と移住したjMatsuzakiだったが、初めてのAirbnbで最悪のホストに当たってしまう。どうにか悪徳ホストから逃れてブランデンブルク州へたどり着いたjMatsuzaki一行だったが…)

Airbnbトラブル!最悪ホストに当たるもサポート窓口の神対応で途中キャンセル&返金対応してもらえた!

では「Airbnbホストとトラブルに見舞われないようにするためにどうすればいいか?」ですって?良い質問をありがとう。

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Airbnbホストとトラブルに見舞われないようにする注意すべき6つのコツ

事前に規約をよく読む

当たり前ですが事前に規約をよく読んでおくことが重要です。良い物件があったからといって、すぐに申し込んではいけません。

まず物件情報が記載されたリスティングを隅から隅まで目を通しておきましょう。また、ヘルプページはAirbnb利用上の様々な注意が書かれているので、こちらもざっと目を通しておくと良いです。

Airbnbヘルプセンター

また、その中でも必ず目を通しておいた方が良いページを以下にピックアップしておくので、こちらは読んでおくと良いでしょう。

24時間以内に問題のある物件でないか確認

予約した物件に入居したら、すぐにリスティングの内容と齟齬がないか確認しましょう。特にアメニティ・設備・部屋の数については必ず最初に全てチェックするのが無難です。

なぜかというと、Airbnbの「ゲスト返金ポリシー」の規約として24時間以内に報告することと決められているからです。

チェックインから24時間以内に当社に報告し、旅行中のトラブルの証拠を提出し、ホストへの送金にストップをかけます。この申請には写真やその他の証拠書類も添えること

引用元: Airbnbの「ゲスト返金ポリシー」とは?

そのため、チェックインしたらすぐにリスティングとの齟齬がないか確認し、問題があれば速やかにホストに連絡、それでも埒があかないようであればチェックインから24時間以内にAirbnbに証拠を揃えて連絡するようにしましょう。

支払いは必ずAirbnb上で行う

基本的ながらもとても重要な注意点として、支払いは必ずAirbnb上で行うようにしましょう。Airbnbを介さなければ当然Airbnbのサポートやサービスが受けられないからです。

例えば、Airbnbに限らずこの手のサービスでのありがちな詐欺として、最初に物件を予約したらホストから「残念ながらその物件はダブルブッキングになってしまった。申し訳ないが、同じ条件で似たような物件があるからそちらに代えてくれないか?」といったメッセージが届くことがあります。

そのやりとりの中で「では、この物件はAirbnbに公開してないからこちらから支払いをお願いしたい」と提案されて、そのまま別のサービス上で決済させようとするケースがあります。

何回かのやり取りで先方が信用できると思ってしまい、うっかりAirbnbを介さずに支払いをしてもいいかと思ってしまうかも知れませんが、支払いは必ずAirbnb上で行うと肝に銘じましょう。もしAirbnbに登録されてない物件だったら拒否するか、Airbnbにリスティングを登録してもらって、そちらで支払うようにしましょう。

メッセージのやり取りは必ずAirbnb上で行う

ホストとのやりとりは必ずAirbnb経由で行うようにしましょう。Airbnb経由だとメッセージを証拠として残すのも簡単ですし、Airbnbのサポートがログを確認するのも楽になります。

Airbnbにはサービス内にメッセージを送る機能がありますから、基本的にはそちらを使うようにします。またホストには「@host.airbnb.com」というドメインのメールアドレスも配布されておりますので、メールでやり取りする必要がある場合にはそちらを使ってもらうようにしましょう。こちらもAirbnbのメールサーバーを使っているので、証拠として残しやすいです。

もし電話などするときも念のため録音などしておくのが無難でしょう。

不備の証拠は必ず保存しておく

Airbnbサポートに仲裁に入ってもらうためには、第一に事前にユーザーとホストの間で出来る限りトラブルを解決しようとした形跡があることが求められます。

また、Airbnbサポートに仲裁に入ってもらうためには、必ずトラブルの証拠を提出する必要があります。

メッセージのやりとりはもちろんのこと、例えば施設に衛生的な問題があった時などは掃除する前に写真などで記録に残しておき、いつでも提出できるようにしておきましょう。

ビジネス至上主義のホストには要注意

Airbnbは巨大な市場のため、ホストのクオリティはピンキリです。その中でも特に注意なのはビジネスとして利益を少しでも上げるために組織的に数多くの物件を掲載しているホストです。私がトラブルにあったのもそのような形態の会社でした。

というのも、そういったホストの場合、まだ貸せる状態にない品質の低い物件でも借り手がつけばラッキーというドライなスタンスになりやすく、その上チェックインした後はサポートが極めて悪いということになりかねません。組織的に運用しているためレビュー数が多く、イレギュラーな物件の低評価レビューが埋れがちになります。実際のところ私がトラブルにあったのは、突貫工事で用意した新しい物件で、まだまった準備の整っていない物件でした。

ホストの評価を事前に確認するのはもちろんのこと、評価が高いからといって気を抜かないようにしましょう。もちろんそういったホストが全て悪いわけではありませんが、チェックインしたら速やかに設備をチェックして、問題があれば24時間以内にホストに連絡した方が良いでしょう。

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Airbnbはまったく赤の他人が安心して「民泊」できるようになるまったくもって素晴らしいサービスです。頭をナデナデしてあげたいくらいです。

民泊は元来よりトラブルの多いものですが、Airbnbというプラットフォームの登場によって以前よりもずっと安心して民泊できるようになりました。

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とはいえ、完全にトラブルを0にすることはできません。あなたの素晴らしい生活を残念なトラブルによって汚されないよう、この記事が役立ったならが幸甚です。

ドイツ・ブランデングルクの滞在先にて。

貴下の従順なる下僕 松崎より

著者画像

システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。